スラッシュ、殿堂入り式典でのパフォーマンスで「ガンズという本を閉じた」と語る

スラッシュ、殿堂入り式典でのパフォーマンスで「ガンズという本を閉じた」と語る - スラッシュ『アポカリプティック・ラヴ』5月16日発売スラッシュ『アポカリプティック・ラヴ』5月16日発売

5月16日にソロ新作『アポカリプティック・ラヴ』をリリースする元ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュだが、4月14日に行われたロックの殿堂入り式典でのガンズ・アンド・ローゼズとしてのパフォーマンスについて、自分のガンズへの思いに決着をつけるものだったと語っている。

式典にはオリジナル・ラインナップのスラッシュ、ダフ・マッケイガン、スティーヴン・アドラーのほか、ギルビー・クラーク、マット・ソーラムが顔を揃えたが、パフォーマンスでは式典を欠席したアクセル・ローズの代役としてオルター・ブリッジのヴォーカルでスラッシュのソロ新作にも全面参加したマイルス・ケネディをヴォーカルに立て、『アペタイト・フォー・ディストラクション』からのヒット曲“ミスター・ブラウンストーン”“スウィート・チャイルド・オブ・マイン”“パラダイス・シティ”を演奏した。

オリジナル・メンバーのイジー・ストラドリンや現ガンズのキーボードのディジー・リードは、アクセルの式典欠席の発表の後、欠席を明らかにしていた。

この時のパフォーマンスについてスラッシュとしてはアクセルとのパフォーマンスを願っていたが、飽くまでもただの願望だったと『ローリング・ストーン』誌に語っている。

「心の奥底ではオリジナル・バンドが全員揃ってパフォーマンスをやりたいと思ってたんだけど、飽くまでもただの願望としてあっただけでね。今度の話が初めて持ち上がった時に俺がやりたかったのはそういうことだったんだ。でも、そのうちそういうことにはならないってだんだんわかってきてね。それで『ファック』と思って、もう式典のすべてが嫌になってきちゃってさ、でも行かなきゃならないっていう義務があるし、アクセルはまだ来るもんだと思ってたし、アクセルが実際には来ないんだって聞いたのも土壇場でのことだったし、そういうことならどうせだからなんか演奏しようかってみんなで決めたんだよ」

アクセルの辞退表明が行われた日にはスラッシュとダフはリヴォルヴァー誌のゴールデン・ゴッズ賞授賞式に参加していて、その楽屋でやはり殿堂入り式典では演奏しようという話になり、ヴォーカルにマイルスをという案はダフが持ち出したことだったと説明している。

「ダフと誰に歌ってもらおうかという話をして、俺としてはダフがギルビーと一緒に歌う感じかなと思ってたんだけど、ダフが『マイルスにやってもらうべきだよ』と切り出したんだ。俺は正直言って、それは全然考えてなかったんだよね。マイルスに話すとそういう立場に置かれることにかなり不安がってね、だから、最初は断られたんだけど、しばらくしてから『わかった、やるよ』と承服してくれたんだ」

パフォーマンスそのものについてはギルビーやスティーヴンと演奏するのは本当に久方ぶりだったので、最初はぎこちなかったけれども、数分でもとの状態に戻って本当に楽しかったとスラッシュは語っている。また、スティーヴンがその後、これでガンズに決着をつけた気分になれたと語ったことについてはスラッシュは「それはあの時演奏してた俺たち全員について言えるよ」とこう続けている。

「ガンズがなんかのために再結成するなんていう夢や妄想に取り憑かれてるわけじゃなかったからね。今回のこのイヴェントについては再結成を実現させたくなったのかもしれないけど、別に高望みしてるわけでもなかった。で、いったん全部やってしまうと、ガンズという本を俺は自分から閉じたんだなっていう気持ちになったんだよ」

また、ガンズのレパートリーを歌うという意味でもマイルスは非常に適役だったが、この先こういう試みをする可能性はないかと訊かれ、スラッシュは「それはあまりにも事情が込み入り過ぎててとうていできない」と説明している。

マイルスとスラッシュらによる"スウィート・チャイルド・オブ・マイン"はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=FxUVJTb6v44


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