自宅軟禁を経て現在24年ぶりの外遊に出ているミャンマーのアウンサンスーチー女史だが、U2のボノがスーチー女史にアムネスティ・インターナショナルの良心の大使賞を授与することになるという。
元々スーチー女史は2009年にこの賞を受賞したが、ミャンマーで自宅軟禁に置かれていたため、賞を実際に受け取ることはできないでいた。今回の外遊でスーチー女史はこの賞のほか、91年に受賞したノーベル平和賞も受け取ることになるという。
現在ミャンマーの野党、国民民主連盟を率いていて、これまでもミャンマーの民主化運動を牽引してきたアウンサンスーチー女史をボノはかねてから支持してきていて、女史のためのコンサートも度々行ってきた。ボノは6月18日についに賞を直に手渡せることになったことを次のように声明で発表したとAP通信が伝えている。
「品格というものが軍事的な力に勝る姿というのはまれにしか目撃できないもので、それをこの目で見ることができた日にはぼくたちはあらん限りの力でこれを祝うべきなのです。アウンサンスーチーの人徳と勇気はこの不安定な世界を民主化へと傾けさせることに成功しています。みんなアウンサンスーチーのことは知っていると感じていますが、この度直に会えるとことになってとても楽しみです」
ダブリンではエレクトリック・ビルマというライヴ・イヴェントに女史は招待されるが、ここでは俳優のデミアン・ライスやアイルランド民族舞踊のダンス・ユニット、リヴァーダンスらのパフォーマンスが披露されるという。
なお、公開時にはポール・マッカートニーを凌いでミュージシャンで世界最大の富豪になると伝えられたU2のボノだが、自己資金でフェイスブック株を買っているわけではないから億万長者になれるはずがないとこうした報道を一蹴している。
ボノはケーブル・ニュース局のMSNBCに次のように語っている。
「様々な報道とは裏腹に、俺自身が億万長者になるわけではないし、さらに俺が元ビートルズのメンバーよりも金持ちになるってことじゃないんだよ。それにお金以外のことも含めてね、ビートルズっていうのは不可侵なものであって、ここのところの報道は冗談としか思えないよ」
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