コールドプレイのクリス・マーティン、僕たちを嫌いでもかまわないと語る

コールドプレイのクリス・マーティン、僕たちを嫌いでもかまわないと語る - コールドプレイ 最新作『マイロ・ザイロト』コールドプレイ 最新作『マイロ・ザイロト』

現在アメリカ・ツアー中のコールドプレイだが、ヴォーカルのクリス・マーティンは別に独裁政権を作りたいわけではないからコールドプレイが嫌いな人がいたところで構わないと語っている。

学生向けのニュース・サイト、コンクリートとの取材に応えてクリスはこう語っている。「ファンがひとり増えるのに伴って、僕たちのことをクソだと思う人もひとり増えるものなんだよ。そして、イギリス人である性分からか、僕たちはどっちのこともよくわかってるんだ。だから、僕たちは眼隠しをして余計なものは見えないようにしてるんだよ」

「人が僕たちのことを嫌っても僕は構わないし、それで結構だと思ってるよ。ほかのテレビ観るなり、オアシスを聴くなりしてくれればいいと思うよ。僕たちが人々に対して打ちたてようとしているのは独裁政権なんかなじゃくて、音楽なんだからね。僕たちのことを気に入らなくても全然構わないことなんだ」

それと同時にクリスは曲を書くたびにいつもグラストンベリー・フェスティヴァルでヘッドライナーとして出演している自分たちを思い浮かべると語っている。

「グラストンベリーというのは僕たちにとって一番実家というに近いものなんだよ。といっても、一年に一度しか存在しえない家なんだけどね」とクリスは語っている。「僕たちが曲を書いて、作品を形にしようとしてる時に目をつむると見えてくるものは、あの光景なんだ」

「僕たちはこれまでも山ほどアコースティックなものも書いてきたけど、僕の頭の中ではいつもあのグラストンベリーのステージを意識してるんだよ。だから、あそこでうまくいかないって思えるような作品は結局、最後まで残らないんだ」

また、ギターのジョニー・バックランドはヨーロッパ・ツアーで観客に無料配布していたサイリューム・リストバンドについて一晩40万ポンド(約5160万円)もの経費がかかっていて、バンド側の見込みよりも相当に高くついたと語っている。

「毎晩、確か40万ポンドくらいかかってるんだと思うよ! でも、ものすごい光景なんだよね、否応なく誰もが浮かれてくるし、特に僕たちは全員そうだよ、ものすごく魔法がかかったような光景なんだ。僕たちのやってる音楽がたとえ嫌いな人でも、あれだけは一見の価値があるから観に来なよって誘いたくなるものなんだ。耳栓して本でも読んで、あの光景が見えた時だけ見てごらんってね!」

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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