ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーがアメリカで11月に発売予定のシューティング・ゲーム『コール・オブ・デューティ/ブラック・オプス2』のサウンドトラックに取り組んでいるという。
トレントはパートナーのアッティカス・ロスと組んで映画『ソーシャル・ネットワーク』のサントラを手がけてアカデミー賞に輝き、その後も映画『ドラゴン・タトゥーの女』にもやはりアッティカスとサントラを提供している。今回は単独で楽曲を制作した模様で、「アグレッシヴなサウンドの」ロック曲をテーマ曲として提供しているという。
ゲームは様々な時代設定といくつものシナリオが用意されていて、今回のゲームと音楽についてトレントは次のように語っている。「水面下で猜疑心、苦悩、喪失感、後悔、怒りなどが猛烈に渦巻いている内容になっているんだよ。だから、威勢のいい、愛国的なテーマ・ソングじゃ意味がないんだよね。重くなくちゃだめなんだ」
ゲームでもこれまで『クエイク』や『Doom 3』などに関わってきたトレントだが、『コール・オブ・デューティ』シリーズにはかねてから感心していたそうで、「現代において、予算に限度をつけず、どこまでも徹底的にやりぬくことでなにがやれるのか、その最先端をいっているシリーズだと思う」と絶賛している。
また、妻のマリクイーン・マンディグとのプロジェクト、ハウ・トゥ・デストロイ・エンジェルズのアルバムについてもほぼ仕上がっていて、最終的な仕上げをしているところだとトレントは『USAトゥデイ』紙に明らかにしている。また、『ローリング・ストーン』誌にも昨年の時点ではこのアルバムについて次のように語っていた。「初期のキャヴァレー・ヴォルテールに影響されていて、リズム的にすごく解体されていて、音の肌触りをもっと打ち出してるんだよ。マリクイーンも自分の強味を発見したというか。すごく興味深い形でマリクイーンを使えていると思うよ」
また、トレントは2008年の『ザ・スリップ』以来となるナイン・インチ・ネイルズとしての新作制作にも取りかかっていることも認めているが「今はまだ懐妊したばかりの時期にあたるんだよ」と語っている。
『コール・オブ・デューティ/ブラック・オプス2』の予告動画こちらから→