ノエル・ギャラガーはデビュー前の自身のローディ時代について「ロックンロールの歴史のなかで最もお洒落なローディだった」と振り返っていて、オアシスがなかったら、きっと今でもバンドの機材の面倒をみていたのではないかと語っている。
『ザ・サン』紙との取材に応えてノエルは、オアシスが成功していなかったらインスパイラル・カーペッツのローディを務めていたようにさまざまなバンドの裏方として今も働いていただろうと語っている。
オアシスで成功していなかったら今頃をなにをやっていたと思うかという問いにノエルは次のように答えている。「きっと一生懸命働いてただろうね、サイズがちぐはぐな黒のTシャツ着て、タトゥーとか彫って、冴えないコンヴァースのトレーナーとか着てね。ローディってそういうもんしか着てないからね」。
ただ、ノエルはこうも続けている。「でも、俺はロックンロールの歴史のなかでも最もお洒落なローディだったんじゃないかと思うよ。白のジーンズとか穿いて絶対に汚さなかったからね。俺の動きがてきぱきしすぎて汚れてる暇がなかったんだな」。
その一方でノエルは10月15日に初のソロ・ライヴDVD『International Magic Live At The O2』をリリースする。内容は2月26日のライヴを完全収録したもので、さらにボーナス・ディスクではノエルが神的天才賞に輝いたNME大賞授賞式でのパフォーマンスやカナダのトロントのモッド・クラブでのアコースティック・ライヴ、さらにシングル3曲のヴィデオなども収録されるという。また、一説ではマンチェスター・シティが優勝を決めた試合をチリのスポーツ・バーで観戦して感激のあまり泣きじゃくる映像なども含まれているのではないかと噂されている。
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