「GQ」のインタビューに答えたリアム・ギャラガーが、オアシスでの自身の立ち位置について語っている。
「オアシス時代、ボーカルを担当するばかりで曲を書かない、という立場には満足していましたか?」との質問に対し、リアムは以下のように答えている。
もちろんさ。本気でね。スコアはちゃんと知ってたし。そっちはノエルの担当だったんだよ。俺の方はお決まりの展開を見せるって担当。セックス、ドラッグ、ロックンロールってね。そのために俺がいたようなもんさ、そうだろ? あれが俺の存在意義だったんだ。
この(役割分担の)おかげでオアシスは機能してた。2人共がつまんねえアホになってもダメだし、俺みたいなイカれた奴になってもダメだったんだ。でも、俺のあの感じが奴(ノエル)をどれだけイライラさせてたかって話だよな。ノエルは俺が遊び歩いてる間に、ちゃんと仕事してたんだから。
でも、両方がノエルだったり両方がリアムだったらオアシスは成り立ってなかったね。ザ・ローリング・ストーンズだって、メンバーが尼さんだったらああはなってないだろ?
曲を書くって担当になっちゃったノエルは気の毒だなとも思うけどよ、8個も家持ってんのは誰だよって感じだよな。ロックスターの生活してるって奴は言うけど、本物のロックスターはここにいるぜ。
オアシスの楽曲はほとんどがノエル・ギャラガーによって書かれたものだが、“Songbird”をはじめ、ジョン・レノンに捧げた“I'm Outta Time”など、リアムも数曲楽曲制作を担当している。
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