ブルース・ウィリス、iTunesで購入した音源を娘に譲りたいとアップルを訴える

ブルース・ウィリス、iTunesで購入した音源を娘に譲りたいとアップルを訴える

俳優のブルース・ウィリスは自身の膨大なデジタル音源についてアップルに対して訴えを起こしている。

ブルースは自身の膨大なiTunesのコレクションを自身が他界した後には3人の娘に残したいとしているが、アップルの音源販売の約款によれば、ユーザーがiTunesで購入した音源はどれも貸与されたものでしかなく、ユーザー本人が死亡した後には所有できなくなることになるという。

現在、ブルースは自身が所有する音源の管理をするための信託団体を設立するべく様々な助言をもらっているところで、自身の死後に音源をルーマー、スカウト、タルーラの3人の娘に音源を残せる可能性も大きくなっていると『ザ・サン』紙が伝えている。

また、ブルースは音源をダウンロードしたユーザーの権利の拡大に向けてさまざまな法的な動きをバックアップもしているとか。

大手法律事務所アーウィン・ミッチェルの財産法の専門家であるクリス・ウォルトンは次のように語っている。「長い期間のうちに買ったおびただしい数の音源や書籍を自分が実際に所有していないと知ったら、驚く人はたくさんいますよ。自分を買ったものを愛する者に遺したいと思うのはごく自然な感情だと思いますよ」

なお、アップルではユーザーが明らかに別なユーザーと音源を共有していると判断した場合にはユーザーのiTunesのアカウントを凍結してしまうこともできるという。

その一方で、ロンドンでは9月にラウンドハウスでiTunesフェスティヴァルが開催されているが、チケットはフェスのオフィシャル・サイトで応募して当選したファンに配布されるというシステムになっている。またiTunesフェスティヴァルのアプリなどではストリーミングなどでパフォーマンスを観ることができる。

iTunesフェスティヴァルのラインナップは以下のとおり:
Olly Murs, The Milk (September 3)
Plan B, Delilah, Ryan Keen (4)
Emeli Sande, Bastille, Gabrielle Aplin (5)
JLS, Conor Maynard (6)
Elbow, Bat For Lashes (7)
Jack White, Band Of Horses (8)
Deadmau5, Foreign Beggars (9)
Norah Jones, Beth Orton (10)
The Killers, Jake Bugg (11)
Noel Gallagher's High Flying Birds, The Soundtrack Of Our Lives (12)
Pink, Walk The Moon (13)
Labrinth, Josh Kumra (14)
David Guetta, Calvin Harris (15)
Rebecca Ferguson (16)
Example, DJ Fresh, Hadouken! (17)
Andrea Bocelli, Laura Wright, CARisMA (18)
Matchbox Twenty, OneRepublic (19)
One Direction, Angel (20)
Jessie J, Lonsdale Boys Club (21)
Biffy Clyro, Frightened Rabbit (22)
Robert Glasper, Jose James (23)
Mumford & Sons, Willy Mason (24)
Lana Del Rey (25)
Ellie Goulding, Haim (26)
Alicia Keys (28)
Hot Chip (29)
Muse (30)

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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