先頃、南カリフォルニアのヨシュア・トゥリー国立公園近辺の砂漠でレコーディングをするのではないかとネットで臆測が飛び交ったアークティック・モンキーズだが、ドラムのマット・ヘルダーズの母親が砂漠で息子たちがレコーディングをしていると認めた。
元々はアメリカのファン・サイト、アークティック・モンキーズUSのツイッター・アカウントの「ArcticMonkeysUS」から、バンドがクイーンズ・オブ・ザ・ストーンエイジのジョシュ・オムと2009年の『ハムバグ』の一部をレコーディングした南カリフォルニアのヨシュア・トゥリー国立公園近辺の砂漠で行う予定だというツイートが上がって、噂に火が点いた。
(c) NME.COM / IPC Media 2012
これがイギリスでも新作制作の噂としてネットで大きな話題になったが、それと同時に「ArcticMonkeysUS」の情報源の信憑性についても取り沙汰されることに。これに対して「ArcticMonkeysUS」は「情報はトップから来ているから」とツイート。「そっちが信用できないと言っても別にどうでもいいけど、こちらの信頼性については文句は言えないはず。これまで間違ったことを伝えたことがあったっけ?」と反論した。
こうした経緯に対してマットの母ジルは「これで解決することなのかどうかは知らないけど、息子たちは砂漠にいます!」とツイート。そしてさらに「だから、この先の噂はアルバム・タイトルについてになるわね」とも付け加えた。
なお、新作についてアレックス・ターナーは『アートロッカー』誌に次のように語っていた。「よりヘヴィーな楽曲の方向性にこの先は向かうような気がするんだ。すでにシングル"R U Mine?"を出したけど、新作ではこの方向に行くと思うんだ」
ただ、レコーディング場所についてアレックスは次のようにも語っていた。「(地元の)シェフィールドでできたら嬉しいなと思うんだけど。しばらくもうやってないしね。俺も一時はニューヨークに行っていたし、(『サック・イット・アンド・シー』に収録した)これらの楽曲の大半もニューヨークで書いたものだったからね」