レッド・ツェッペリンの『祭典の日(奇跡のライヴ)』の監督がバンドの再結成についてまったく聞いていないと語る

レッド・ツェッペリンの『祭典の日(奇跡のライヴ)』の監督がバンドの再結成についてまったく聞いていないと語る

2007年にロンドンのO2アリーナで行われたレッド・ツェッペリンの再結成ライヴ映像を収録した『祭典の日(奇跡のライヴ)』の監督がバンドの再結成の可能性を退けている。

バンドのジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズの3人は先週行われた『祭典の日(奇跡のライヴ)』の特別試写会の後、記者会見に揃って姿を現すことになり、これもまた再結成への期待を募らせることになった。

しかし、監督のディック・カルーサーズはそもそも再結成のことを話題にすること自体が映画の価値を下げることになるし、今後の再結成の話についてはまったく聞いていないとも音楽サイトのコンタクトミュージックに語っている。

「バンドがツアーをするのかしないのかっていうことがメディアの関心をあまりにも占めすぎていると思うよ。この作品はね、それについての映画じゃないんだからさ」

2007年に映画を撮ってから再結成の話はその後持ち上がって来たかという問いについては次のように答えている。

「じゃあ、こう説明したらいいかな。再結成はあの再結成ライヴ以来、5年間、実現していないと」

バンドの3人は記者会見でも今後のライヴの可能性については明確な答を避けていた。O2のライヴでまた再結成しようと思い立つだけの刺激は受けたかという質問に、ジミーは「ちなみに今日観てもらった映像について、楽しめたのかどうか、みんな一言くらいは触れてくれないかなあ?」と切り返して答をかわした。バンドはどういう答をしたところで「すごいゴシップ・ネタになるだけだ」とコメントし、将来的なライヴをオファーされる時のギャラがどれだけ「とんでもない額」なのかという質問については一切なにも触れなかった。

また、今回の作品は全世界同時のプレミア上映が10月17日、18日に決定していて、全世界1500館、日本でも40館以上の劇場でプレミア上映される。

収録曲は、以下の通り:
1. グッド・タイムズ・バッド・タイムズ  (Good Times Bad Times)
2. ランブル・オン (Ramble On)
3. ブラック・ドッグ (Black Dog)
4. 死にかけて (In My Time Of Dying)
5. フォー・ユア・ライフ (For Your Life)
6. トランプルド・アンダー・フット (Trampled Under Foot )
7. 俺の罪 (Nobody’s Fault But Mine)
8. ノー・クォーター  (No Quarter)
9. 貴方を愛しつづけて (Since I’ve Been Loving You)
10. 幻惑されて (Dazed And Confused)
11. 天国への階段 (Stairway To Heaven)
12. 永遠の詩(The Song Remains The Same)
13. ミスティ・マウンテン・ホップ (Misty Mountain Hop)
14. カシミール (Kashmir)
15. 胸いっぱいの愛を (Whole Lotta Love)
16. ロックン・ロール (Rock And Roll)
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on