レディー・ガガ、ブラジルのファンがマドンナのTシャツを焼き討ち

レディー・ガガ、ブラジルのファンがマドンナのTシャツを焼き討ち

ボーン・ディス・ウェイ・ボールの南米ツアーが開始しているレディー・ガガだが、ブラジルではここのところのマドンナのレディー・ガガへの当てこすりを批判して、ファンがマドンナのTシャツを燃やす動画がユーチューブでアップされている。どちらのファンにかかわらず、ほとんどのユーザーからは不評のようだ。

マドンナとレディー・ガガの諍いは、元々マドンナがレディー・ガガにパクられていると指摘し始めたことに始まっていて、今年の1月にマドンナが"ボーン・ディス・ウェイ"は自身の1989年の"エクスプレス・ユアセルフ"に酷似していると発言したことに端を発している。その後、マドンナは繰り返し同じような指摘を発言してきているが、今回の『MDNA』ツアーでは、"エクスプレス・ユアセルフ"のパフォーマンスで"ボーン・ディス・ウェイ"のサンプリングを導入したマッシュ・アップまで皮肉として披露している。そこにさらにマドンナは自身の"シーズ・ノット・ミー"のサンプリングもその直後に使って、レディー・ガガはパクりだと音を使って皮肉ってもいる。

つい先頃もマドンナはツアー中のライヴでレディー・ガガとの共演の機会を断られたと明らかにしていて、ミネソタ州セントポール公演でマドンナは次のようにステージで語った。

「ステージに一緒に歌うように招待したんだけど。でも、断られたのね。別にいいのよ。過去にも断られたことならあるし。それだけわたしにも箔がつくというもので」

さらにマドンナは「わたしには世界で最高のファンがついているんだから、レディー・ガガ、これがわたしの返答よ!」と訴えたという。

マドンナは9月に行ったニュージャージー州アトランティック・シティでのライヴでも、新作からの"マスターピース"をレディー・ガガに捧げると宣言してから「彼女のことは愛してる、愛してる。本当に愛してるの。模倣って最高の賛辞だから」と説明し、暗にレディー・ガガが自分の作品をパクっていると攻撃した。

マドンナのTシャツを燃やすブラジルのレディー・ガガのファンの映像はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=4-4v3MSyElQ&feature=player_embedded

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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