毎年10月にノースカロライナ州アッシュヴィルで行われるエレクトロニック・ミュージックの祭典モーグフェストだが、来年から「モーグフェスト」と名乗れなくなり、マウンテン・オアシス・エレクトロニック・ミュージック・サミットとフェス名を変えることになったことが明らかになっている。
「モーグフェスト」と名乗れなくなったのは、これまで「モーグ」という名前の使用を許可してきていたシンセ・メーカーのモーグ・ミュージック社が来年から名前の使用を許可しないと、これまでのモーグフェストを運営してきた興行団体ACエンタテイメントに通達してきたからで、モーグ・ミュージックは独自にモーグフェストを開催することも明らかにしている。
モーグフェストは2004年からニューヨークで開催され、08年からアッシュヴィルに開催地を映して例年開催されてきたが、ここにきてACエンタテイメントはモーグフェストを来年から「マウンテン・オアシス・エレクトロニック・ミュージック・サミット」と名称を変えてアッシュヴィルで開催すると発表。それに続いて、モーグ・ミュージック社がモーグフェスト2013をアッシュヴィルで予定通り開催すると発表するという経緯になったわけで、要はACエンタテイメントが運営から外されたという構図になっている模様だ。
さらにモーグ・ミュージック側が開催時期についてなにも触れていないので、おそらく例年通りの10月となるようで、ACエンタテイメント側は開催時期の変更を検討していることも明らかにしている。
モーグ・ミュージックはボブ・モーグが60年代に開発したモーグ・シンセサイザーを扱う会社で、アナログ・シンセを代表するメーカーのひとつ。