ブラック・サバスは現在制作中の新作のタイトルが『13』となることを明らかにしている。
アルバムはオリジナル・メンバーのオジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラーが一堂に会して制作したものとしては、1978年の『ネヴァー・セイ・ダイ』以来のものとなり、6月にリリースされる予定だ。
レコーディングは当初ロサンジェルスで行われ、プロデューサーにはレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、リンキン・パーク、メタリカらを手がけたリック・ルービンを迎えていたが、トニーがリンパ腺腫を発症したため、その後の作業はイギリスでトニーの治療に合わせて行われていた。なお、オリジナル・ドラマーのビル・ウォードも当初参加することになっていたが、契約面でのこじれからビルは今回の再結成から離脱し、ドラムはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのブラッド・ウィルクが務めているという。
昨年11月の時点でトニーは作品が15曲からなっていることを『ザ・ガーディアン』紙に明らかにしていて、次のように語っていた。「15曲書いて、どれもしっかり演奏してみてるけど、今はそれをレコーディングしてる段階なんだよ。現時点では6曲録り終わってるところだよ」
新作リリースの前にバンドは春にツアーを予定していて、オーストラリア、ニュージーランドを周り、日本ではオズフェストに出演する。その後のツアーについて追って発表されるという。
春のツアーは以下の通り:
Auckland Vector Arena (April 20, 22)
Brisbane Entertainment Centre (25)
Sydney All Phones Arena (27)
Melbourne Rod Laver Arena (29, May 1)
Perth Arena (4)
Ozzfest, Tokyo (12)
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