ザ・ストロークスは3月27日にリリースする新作『カムダウン・マシン』のツアーをする予定がないとニコライ・フレイチュアが明らかにしている。
バンドはこれまで新作についての取材をすべて断ってきているが、とあるファンがツイッターでニコライを説得することに成功し、ニコライは2月21日のBBCラジオのゼイン・ロウの番組に急遽出演することになった。
アルバムに関わるスケジュールについてニコライはあまり多くを語らなかったが、レコーディングの過程とバンドの現在の空気などについては明らかにしてみせた。レコーディングについては次のように語っている。
「ツアーが終わってみたら、今度の曲の素材が揃ってたんだよ。一部は持ち越してきたもので、一部は新しいもので。それをエレクトリック・レディ(・スタジオ)でリハーサルしてみたら、うまくいく感じだったから、そのままやっちゃうことにしたんだ。しばらくはね、おっかなびっくりな作業だったけど、結局はニューヨークのエレクトリック・レディで仕上げるところまで行っちゃったんだよ。10曲か11曲レコーディングして、ほかにまだ候補曲があるという感じだよね」
「昔みたいに、全員で力を尽くしたという感じの作業だったよ。スタジオも伝説的なところだし、みんなが住んでるところからも近いからね。まあ、ニックはロスアンジェルスに住んでるからそういうわけじゃないんだけど、レコーディングにはちゃんと駆けつけてくれたし」
ただ、ライヴについて訊かれると、ニコライの口調は重くなり、今のところ予定はないと認め、ただ、「わかんないけど。ぼくはしたいと思うよ」と語っている。
さらにバンドの雰囲気について訊かれると、ニコライは前作『アングルズ』のレコーディングの時とは違って、ジュリアン・カサブランカスが自分のパートをバンドから離れてひとりだけでレコーディングするようなことはしなかったことを明らかにしている。
「まあ、今となると新しい音源というのが昔ほどは自然な感じがしなくなったというのが妙な感じなんだけど、仕上がったものをもう世に問う時にはそれがあるべき姿なんだという感じはあるんだよ。音楽を作る時っていうのは盛り上がる時もそうじゃない時もあるし、自信がある時もあれば、びくびくしちゃう時もあるんだ。今はね、アルバムが仕上がったばかりだし、ぼくとしては気分がいいし、バンドの雰囲気について今はいいんじゃないかと思うよ。この状態が続くといいよね」
なお、電話取材が終わるとニコライはニューヨークのウェストヴィレッジでボブ・ディランが住んでいたところの前の階段で電話をゼイン・ロウにかけていたことをツイートしている。
ニコライのツイートはこちらから→
https://twitter.com/N_Fraiture/status/304690739915390976
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