アンダーワールドのカール・ハイド「アルコール依存症で、自分はもう終わったと思っていた」と語る

アンダーワールドのカール・ハイド「アルコール依存症で、自分はもう終わったと思っていた」と語る

アンダーワールドのフロントマンで、4月10日にキャリア初となるソロ名義のアルバム『エッジランド』をリリースするカール・ハイドが、発売中の『ロッキング・オン』4月号でロング・インタヴューに答えて語っている。

インタヴューはカール・ハイドのキャリア全体を振り返りながら、「なぜこれまでソロ活動をしてこなかったのか」に焦点を絞った2ヶ月連続インタヴューの前半にあたるもので、バンドからダレン・エマーソンが脱退した時期に、自分が抱えていたアルコール依存症の苦しみについて、次のように答えている。

「たしかにタフな時期で、専門家に助けを求めることになった。自分にとってのミューズを失ってしまっていて、アルコールが僕のミューズになっていたというか、僕にはそう思えていて、いろんなところに行って冒険をして、すべてがテクニカラーで、だからあの頃僕は実際に自分に起こったことについて書いていたんだ。人はただのダークなファンタジーだと思ったかもしれないけどね(笑)。そしてもし酒を飲んでいなかったら、あれだけのものは書けない気がした。だから自分はもう終わったと感じていた時期があったと思う。やめたいとは思わなかったけど、ただミューズを失った状態でどうやって自己表現をすればいいのかわからなかったんだ。そしてたぶん1年くらいセラピーを受けて過ごしていた。最終的に、素晴らしい女性と出会って、彼女は僕の症状をすごくよく理解してくれて、実はアルコールが僕の自己表現の妨げになっているとわからせてくれたんだ。そのとき、水門が開いたみたいだった」

カール・ハイドの新しいライヴ・パフォーマンスは、4月7日に開催される『SonarSound Tokyo 2013』にて世界で初めて披露される。また、翌日4月8日には、大阪での『A Taste of Sonar in Osaka』への出演も決定している。

アルバム『Edgelands』の詳細は以下の通り。

カール・ハイド
『エッジランド』
4月10日発売
1. The Night Slips us Smiling Underneath it's Dress
2. Your Perfume Was The Best Thing
3. Angel Cafe
4. Cut Clouds
5. The Boy with the Jigsaw Puzzle Fingers
6. Slummin' It For The Weekend
7. Shoulda Been A Painter
8. Shadow Boy
9. Sleepless
10. Cascading Light (Bonus Track for Japan)
11. Out of Darkness (Bonus Track for Japan)

『ロッキング・オン』4月号の詳細はこちら。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/78836
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする