オアシスが1995年にリリースしたセカンド・アルバム『モーニング・グローリー』のジャケット写真でおなじみのベリック・ストリート界隈のレコード店各店は、来月のレコード・ストア・デイに向けて特別イヴェントなどを企画しているという。
世界中のレコード店で様々な催しを4月20日に行うレコード・ストア・デイでは、この日に合わせた限定CDやアナログ盤のリリースを行うが、『モーニング・グローリー』で有名になったベリック・ストリート周辺のレコード店各店は、地元でイギリスの様々なアーティストが出演するイヴェントを12時から19時にかけて企画しているという。イヴェントではカルト的な人気を誇るロック・バンドやパンク・フォークのシンガー・ソングライターのほか、さまざまなジャンルのソロ・アーティストやバンド、さらにレゲエからエレクトロニックまであらゆるジャンルに及ぶDJらの出演を準備しているとか。
また、地元のソーホー博物館の協力を得て、音楽史の体験展示会なども開催され、アナログ盤特売会や、自営レコード小売店の隆盛と衰退と再生を解説した映画で今年のレコード・ストア・デイの公式映像作品にも指定されている『Last Shop Standing』の上映会も行われる。また、『Last Shop Standing』の原案となった書籍を執筆したグレアム・ジョーンズによる質疑応答セッションも行われ、本と映像作品のDVDのサイン会も行われる。
ベリック・ストリート近辺は音楽ファンの間では80年代以来、アナログ盤のファンから「アナログ盤の黄金郷」として知られ、ソーホーのこの一角は自営レコード小売店が最も集中する地域になっていて、近隣のブロードウィック・ストリート、ダーブレイズ・ストリートやポーランド・ストリートを合わせると、レックレス・レコード、シスター・レイ、ザ・ミュージック・アンド・ヴィデオ・エクスチェンジ、サウンズ・オブ・ザ・ユニヴァース、ブラック・マーケット・ソーホー、フォニカなどといった有名店が軒を連ねている。
今年のレコード・ストア・デイでは、ジャック・ホワイトがレコード・ストア・デイの公式大使を務めている。
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