5月6日(月)にアジア・ワールド・エクスポでライヴを行ったブラーは、香港で新作のレコーディングをするかもしれないと発言している。
ブラーはアジア・ワールド・エクスポで5月6日にパフォーマンス出演した後、日本での「Tokyo Rocks」出演を控えていたが、こちらの開催が中止になったため、香港から1週間先は予定が空いてしまったのでそれを新曲のレコーディングにあてるかもしれないとデーモンは香港のオーディエンスに次のようにライヴ中にほのめかしている。
「香港で一週間過ごせるから、もう一枚レコードを作ってレコーディングするにもいい機会かなって思ったんだよ」
新作アルバムが実現すると2003年の『シンク・タンク』以来の作品となるが、バンドは昨年のロンドンのハイド・パーク・ライヴに備えてシングル"アンダー・ザ・ウェストウェイ"と"ザ・ピューリタン"を発表し、その後も新録音源のリリースもありうるとほのめかしてきていた。また、プロデューサーのウィリアム・オービットも2012年にブラーとしての新作制作に取りかかっていたことを『NME』に語っている。その一方でグレアム・コクソンはファンからのブラーの新作はありえるのか、ありえるのならいつになるのかというツイートにただ「ない」とだけ答えている。
ブラーは今後、5月15日にインドネシアのジャカルタで開催されるビッグ・サウンド・フェスト・フェスティヴァルに出演した後にヨーロッパの様々な夏フェスを巡回していくことになる。
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