現在発売中のロッキング・オン11月号では、ブラー:グレアム・コクソンのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「一音一音ごと、コードごとに真実があって、それが正しい場所に配置され、しっかりとデーモンのメッセージを包み込んで。
僕のギターは何と言うか……聴く人の頭の中で曲のメッセージが着地するための居心地のいい場所を作り出すためのものだと思うんだ」
●あなたの復活以降、ブラーは不定期の活動ながらブラーとしてあり続けていますよね。ブラーが何年かごとに動き出すのは「復活」と呼ぶべきもの? それとも「再始動」?
「『ザ・マジック・ウィップ』と今回のアルバムまでのギャップと、2001年から2008か2009年までの間は同じくらいじゃないかと思う。ただ期間の長さはそれほど重要ではなくて、ただこれはすごく強烈なものだから、毎年できるようなものではないんだよ。毎年とか2年ごとにやってもあまり意味がないと思うし。ブラーとして集まって作業をして今この瞬間に4人の人間がどういう感じなのかを感じて、それが8年前とどう違うのか、というところが興味深いと思うから。まあ、そうは言っても僕にもよく分からないし、謎だけどね。もちろん再び集結してアルバムを作れてすごく嬉しいと全員が言っているし、アルバムを作ることになって、さらにはいくつか公演も行うことになって驚いたけどそれも最高なんだよ。ただ非常に複雑であることに変わりはなくて、ものすごく長い関係で、4人にはそれぞれかなり強烈な匂いがあって、嗅ぐことが困難になるくらい、それは強くなる一方なんだ。その強烈さは疲れるもので、しょっちゅうやれるものではない。デーモンは常にいくつものプロジェクトを回しているし、それぞれの人生もあって、人生ってのは複雑で、ここ3年は僕にとって特に複雑だったし、音楽を利用しながらそれと折り合いをつけていて。それもあって今回のブラーのアルバムは興味深いものだった。パーソナルな問題や論点が多く取り上げられているからね。人生における大きな変化だったり出来事だったり感情だったり……だから空中に漂っている感情を自分なりに感じ取って、ブラーのギタリストとしてギターを弾くという仕事をするのが興味深かったんだ」
(以下、本誌記事へ続く)
ブラー:グレアム・コクソンの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』11月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
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