ミューズのマシュー・ベラミー、子供の頃の父親の破産が自分を成功へと駆り立てたと語る

ミューズのマシュー・ベラミー、子供の頃の父親の破産が自分を成功へと駆り立てたと語る

現在イギリス・ツアー中のミューズだが、マシュー・ベラミーは90年代初期の景気後退期に父親が破産したことが自分を成功へと駆り立てたと語っている。

『ザ・サン』紙の取材に応えたマットは両親の離婚と経済的な困窮によって物質的な豊かさよりも家族の方が重要なのだということに気づかされと次のように語っている。

「お金と成功によってこの数年のうちにぼくの信念や意見が特に変わったということはないよ。思春期の頃、13か14だった時に90年代の不景気があって、おふくろと親父が別れることになってね。当時、親父が破産して、それが家に大きく影を落としたんだよね」

「それで困難な時代にかなりしんどい目に遭うことになって、片親と暮らして、おふくろと一緒だったんだけど、職にもろくにありつけない状況だったからね。こうしたことが人の人生観を形作っていくものだと思うんだ。成長期に育てられながら、こうしたものが確立されていくんだよ。こうしたことを忘れるということはなくて、ずっと染みついたものになるんだよ」

さらにマットは次のように語っている。

「ある意味でそれがぼくを成功へと駆り立てたわけでもあるんだ。ぼくはもうああいう状況には陥りたくない。絶対にね。ぼくはロック・バンドをやることで被るいろんな役得をこれまで経験できて本当に恵まれていると思うよ。でも、このバンドの3人のメンバーと本当に若い時からずっと一緒にやってきたっていうこともあって、そういう役得によってぼくたちが変わることもありえないんだよ」

ミューズは6月1日にマンチェスター公演を行ってからヨーロッパ・ツアーへと乗り出し、サマーソニック出演も予定している。また、6月2日にはロンドンで『ワールド・ウォーZ』公開記念として無料ライヴを1万5千人の観客の前で予定している。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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