イーグルス、最新ツアーにオリジナル・ギタリストのバーニー・リードンが参加

イーグルス、最新ツアーにオリジナル・ギタリストのバーニー・リードンが参加

ドキュメンタリー作品『駆け足の人生~ヒストリー・オブ・イーグルス』のツアーを7月6日から開始しているザ・イーグルスだが、今回のツアーにはオリジナル・ギタリストで1975年の『呪われた夜』までギターを務めていたバーニー・リードンが参加していることが明らかになっている。

ヴォーカルとドラムのドン・ヘンリーは「バーニーは確実にツアーに参加することになるよ」とツアー前日に『ミルウォーキー・ジャーナル・センティネル』紙に語っていて、さらに「(オリジナル・ベーシストの)ランディ・マイズナーも元気でやる気さえあったなら、来てもらいたかったところなんだけど、生憎病気のせいで無理な話になったんだ。みんなで回復を祈ってるよ」とも明らかにしている。

イーグルスの1975年のヒット曲"テイク・イット・トゥ・ザ・リミット"を書いたことでも知られるランディは、食事で喉を詰まらせて呼吸困難から意識を失うという事故に4月に見舞われていて、回復にしばらく時間がかかることをかつてポコでバンド仲間だったラスティ・ヤングが自身のサイトで明らかにしている。

その一方で1974年の『オン・ザ・ボーダー』から01年の追放までギターを務めていたドン・フェルダーは今回もツアーには参加しないことも明らかになっている。『駆け足の人生~ヒストリー・オブ・イーグルス』ではドン・フェルダーが01年にバンドから放逐された時のことを回想しながら、感極まってしまう姿も収録されているが、ドン・ヘンリーはフェルダーが今もバンドに対して法的措置を取っているので、これ以上のコメントのしようがないと『ローリング・ストーン』誌に語っている。

なお、今回はステージ、照明、ヴィジュアル、セット・リストとすべてを刷新するとギターのジョー・ウォルシュは『ビルボード誌に語っていて、「古い曲も相当にやるし、ドキュメンタリーに沿ったまったく新しいツアーにするつもりなんだよ。俺がまだバンドにいなかった時代を取り上げていくセクションとかもあるんだけど、"魔女のささやき"(1972年のセカンド・シングル)がリリースされた頃の俺は一体なにをやっていたのかを披露するためにジェイムス・ギャングのナンバーとかもやるかもしれないよ」とも説明している。

また、ドン・ヘンリーは、ツアーは世界ツアーとなっていくので、ゆうに2015年まではかかるだろうとしていて、その頃には自分たちも60代後半という高齢にもなっているので場合によってはこれで最後のツアーとなるかもしれないとも語っている。
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