ストロークスのジュリアン、父親の死にあたってファンからの励ましに感謝を表明
2013.07.30 12:20
ザ・ストロークスのジュリアン・カサブランカスは、7月20日に父ジョン・カサブランカスが他界してから受けたファンから応援への感謝を表明している。
父ジョンはがんとの闘病の末、70歳でリオデジャネイロで亡くなったが、モデル業界に革命をもたらした風雲児として知られていた。1972年にパリでモデル事務所のエリート・モデル・マネジメントを共同設立すると、自身が率いていた間に同社を年商1億ドルを越える事務所へと育て上げてみせた。スーパーモデルなるものを発明したのもジョンだといわれていて、シンディ・クロフォード、ナオミ・キャンベル、リンダ・エヴァンジェリスタ、ハイディ・クルム、クラウディア・シファーらの有名モデルらのキャリアを築いたことで知られている。
ジュリアンはツイッターを通して「みんなの温かい言葉に感謝しているよ。この2週間はしんどかった」と報告し、ジュリアンの母ジャネット・クリスジャンセンの次のような書簡を紹介している。ジャネットはジュリアンの父ジョンの2番目の妻で、ジャネットの勧めでジョンはモデル事務所の開設を始めたことで知られている。ふたりは1967年に出会い、78年に別れたが、二人の間にできたのがジュリアンだった。
「ジョンとこの業界については様々なことが言われ、書かれてもきたけれども、中には事実もあるし、そうでないものもあります。ジョニーがモデル業界を変えてみたいと言い出した時にはわたしは100パーセント、ジョニーを応援しました。ジョニーは女性たちのために立ち上がって、みんながもっと稼ぎを手にして、キャリアを築いていけるように闘ってくれたのです。わたしが駆け出しのモデルだった頃には、モデルを使って大儲けしている人たちはたくさんいましたが、モデル自身はたいがい安く使われているままでした。ジョンはそれを変えたくて、それに成功したのです。愛しいジョンへ、さよならを言わせてもらいます。一緒に過ごした日々をとても感謝していますし、息子ジュリアンに恵まれたことにも感謝しています」
ジョンには1993年に結婚した3番目の妻アリーンとの間にも3人の子供たちをもうけている。
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