メイナード・キーナン、トゥールを始めた動機を明かす

メイナード・キーナン、トゥールを始めた動機を明かす

トゥール、ア・パーフェクト・サークル、プシファーと、様々なプロジェクトを展開するメイナード・キーナンだが、そのトゥールとしての活動は売り言葉に買い言葉がきっかけとなって始まったことを明らかにしている。

コメディアンのマーク・マロンのポッドキャスト番組に出演したメイナードは、自身が活動を始めた80年代末から90年代末にかけてのロサンジェルスの音楽をシーンを振り返っていて、どのバンドも「レッド・ホット・チリ・ペッパーズとニルヴァーナとメタリカが一緒くたになったことをやろうとして、変な帽子を被ったり、アホ丸出しだったんだよね」と語っている。

「こうしたクラブに行っちゃあ、そういうバンドを観て、みんな肝腎のことを見誤っていると思ったよ。心も籠ってなければ、魂も宿ってなかったからね」

そうしたバンドをメイナードは歯に衣着せることなくおおっぴらに野次ったものだと次のように振り返っている。
「俺は酒場の後列にいる、酔っ払い客になってたわけだよ。『こんなのクソだろ』ってわめき続けてる極悪なやつね。それを何度も繰り返しわめいていると、誰かしら『だったら、てめーがやってみろよ、クソボケ。もっと上手くやれるっていうのか?』って絡んでくるんだよね。そこで『おう、やってやるよ』って話になって。それが1990年の年末くらいで、91年にはレコード契約にありついて、トゥールは軌道に乗ったんだよ」

なお、メイナードはプシファーとしてクイーンの"ボヘミアン・ラプソディ"のカヴァーを含んだEP『Donkey Punch the Night』を2月にリリースしているが、8月27日にはリミックス集『All Re-Mixed Up』をリリースする。
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