ジャスティン・ビーバーの引退の原因について最新映画の監督が語る

ジャスティン・ビーバーの引退の原因について最新映画の監督が語る

これまでラジオ出演やツイッターで引退を宣言し、その一方でマネージャーがそれを否定してきているジャスティン・ビーバーだが、ジャスティンの関係者は今回の引退宣言はジャスティンなりの冗談で、事実ではないと語っていると『ザ・ニューヨーク・デイリー・ニュース』紙が伝えている。

また、クリスマスの日にアメリカで公開されたジャスティンの3Dライヴ映画『Believe』の監督を務めたジョン・チューは映画について『ザ・ハリウッド・リポーター』誌に語りながら、ここ最近のジャスティンの心境も次のように説明してみせている。

「(映画では)すべてを説明できるわけではないから、ここ1年でジャスティンになにが起きていたのか、その核心に迫るようにしたんだよ。ちょうど失恋をしたばっかりで、あの年頃だとそれは相当堪えることだからさ。ジャスティンのことは大好きだよ。ほんとにいい子だしね。だから、そんなジャスティンが悩んでいるのをみていると、こっちもちょっと切なくなっちゃうんだよね」

ここ1年はジャスティンにとってはトラブル続きで、大麻を吸っていると思われる動画が流出し、ロンドンのライヴが遅延したり途中で切り上げられるなどして大顰蹙を買い、イギリスの報道陣と摑み合いになり、ペットの猿をドイツの検疫所で放棄したのが明るみになり、アンネ・フランクがビリーバーになっていたはずだとコメントをしてはまた大顰蹙を買い、ビル・クリントンの写真に悪態をついた動画が流出しては謝罪コメントを発表し、ブラジルでは街中で落書きをしたとして容疑を問われ、寝顔を女性(その後風俗嬢と判明)に動画で撮られて流出させられたり、アルゼンチンではアルゼンチン国旗を足で踏みつけたとして大きな批判を浴びることにもなった。しかし、映画を公開したばかりで最新コンピ盤『Journals』をリリースしたばかりなので引退するタイミングとして腑に落ちないと『ローリング・ストーン』誌は伝えている。こうしたトラブルが続いたのも失恋の影響なのかもしれない。

ジャスティンは先週ラジオ番組に出演した際に「アルバム(12月23日にリリースしたコンピ盤『Journals』)を出したら、実はぼく、引退するから。ちょっと時間を取りたいんだよ。たぶん、音楽活動はやめることになると思うよ」と語ったのに対して、ジャスティンのマネージャーはこれを否定。しかし、ジャスティンは12月25日にツイッターで公式に引退すると次のように表明している。

「ぼくの愛するビリーバーのみんなに、ぼくは公式に引退するよ」

しかし、その一方でファンから離れることにはならないともツイートし、ファンへのクリスマスの挨拶を次のように表明もしている。

「メディアはぼくについていろんなことを話題にするよね。いろんな嘘を捏造してはぼくが失敗することを望んでいるんだけど、ぼくがみんなを置いていくことは絶対にないから。ビリーバーでいるということはライフスタイルなんだよ。やさしくお互いをいたわりあって許し合う、神様がクリスマスにぼくたちにそうしたように。ぼくは永遠にここにいるよ」

ジャスティンのマネージャーは先の引退発言に対してジャスティンは冗談で話していただけだと語っていて、来年のジャスティンの予定を「来年ジャスティンは音楽を制作するのとリラックスもかねて、しばらく活動は休みを取ることになるし、それと12歳の時以来、初めて自分用の時間を取って休むことにもなるんだ」と語っている。
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