ブラック・サバスのトミー・アイオミ、自身のがん治療も今年中に終わらせたいと語る

ブラック・サバスのトミー・アイオミ、自身のがん治療も今年中に終わらせたいと語る

ブラック・サバスのトミー・アイオミは自身のがん治療を2014年中に終わらせたいと語っている。

ブラック・サバスは2011年11月にオリジナル・ラインナップとして再結成することを発表し、新作制作に着手したが、翌12年1月にトミーはリンパ腺腫瘍を発症していることが明らかになった。その後、バンドはトミーの治療と併行して新作『13』を昨年6月にリリースし、世界ツアーも敢行した。オフィシャル・サイトでトミーはファンへの感謝を表明し、今後の抱負を次のように語っている。

「来年はいくつか楽しみなことを控えてるんだよ。まずグラミーがあり、それからアメリカとカナダでいくつか公演をやることになって、夏には短いツアーをヨーロッパでやることになってるんだ。俺の治療もじきに終わるはずだし、あんまり疲れることにならないように期待しているんだ。全部、前向きに考えてるよ」

なお、オジー・オズボーンはトミーのがん治療が新作制作に与えた影響を次のように語っている。
「このアルバムの楽曲を書きながら、トミーが治療を受けている間、俺は『トミーはもうだめなんだろうな。これをやり抜けるなんてありえないし』って思ってたんだよ。何日か顔を出すんだけど、すごく疲れた様子だったからね。トミーは本当にいい奴なんだ。しかも、ファッキン偉大なギター・プレイヤーだからね。俺はもう、ひたすら再発しないように願うだけだよ」

また、ギーザー・バトラーはトニーががんだと診断された時にそれについての曲を書いていたことを明らかにしている。ギーザーはトニーの病状を知った時に自身の思いや気持ちを歌詞に込めてこの曲を書いたといい、“Hanging By A Thread(糸でかろうじてぶら下がっている)”というトラックとして完成させたという。
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