先週、ジャック・ホワイトがオーナーを務めるサード・マン・レコードは画像サイトのインスタグラムで、ジャックがロサンゼルスの街角でケースの上に座って少年と一緒にスニッカーズやエムアンドエムズなどのスナック菓子を掲げている写真をアップロードしている。
写真のキャプションには「#グラミー賞ってマジで今日の夜だっけ?」「#グラミー賞会場にて」「#グラミー賞レッド・カーペットにて」「#チャリティ事業」などと記されていて、『ローリング・ストーン』誌が取材を申し込んだところ、ジャックはこの写真がロサンゼルス空港近くの歩道で撮ったものだと説明したという。
「営業マン二人(スナックなどを街頭で売る売り子の少年二人)が場所取りで争っているのを仲裁しようとしていたんだよ。もう一人の子はこの通りの先にあったスターバックスの前で売るように勧めたんだけど、そこじゃスナックや菓子は売れないと言い張ってたんだよ」
さらにジャックは「若者へのビジネスの助言を提供することは、すべてのアメリカ人が社会に負っている義務だと思うよ」と語ったという。実際、ジャックは地元の学校の合唱部やバンドに、自分のスタジオでレコーディングの機会を提供する地域プログラムなどにも関わっているという。
なお、グラミー賞が開催された週末にジャックはロサンゼルスに滞在していたというが、授賞式には出席せず、候補発表の時点で「レコード産業にとってはうんざりするような内容だよ」とチャットで語っていた。「俺が一番好きだったアルバムは『イーザス』だしね。2013年で一番好きだった曲は“ニュー・スレイヴス”だよ」。
また、ジャックは先頃プロデュースしているアルバム2枚を仕上げているところだと明かしていて、そのうちの1枚は『ブランダーバス』に続く自身のソロ作品だとされている。
サード・マン・レコードのインスタグラムはこちらから。
http://instagram.com/p/jnlpXeDhVv/