ローリング・ストーンズの各メンバー、恋人急死のミック・ジャガーへの声明を発表
2014.03.20 11:50
ザ・ローリング・ストーンズのメンバーは、交際相手のローレン・スコットが急死したミック・ジャガーへの思いを表明している。
ローレンは3月17日に死亡しているところを発見され、その後、バンドは14・オン・ファイアー・ツアーのオセアニア分の公演をすべて延期にすることを発表している。キース・リチャーズもショックを受けたことを隠せないようで次のように『ビルボード』誌に声明を発表している。
「こんなこと誰にも予想はつかないし。ミックはいつだって俺の義兄弟だし、みんなミックのことが大好きさ……俺たちはもう一蓮托生の仲だから、本当に気の毒に思うよ」
ロニー・ウッドは次のように語っている。
「これは本当にひどい報せだし、今重要なのはみんなで力を合わせてミックを支えてあげて、この悲しみを乗り越えていくことなんだ。ステージにできるだけ早く戻ってくるつもりなのは疑いの余地もないよ」
また、チャーリー・ワッツもミックへのアシストが重要だと次のように語っている。
「言うまでもなくぼくたちの全員が打ちひしがれているけど、でも、まず最初に考えるのは、この最悪の事態に置かれているミックを支えてあげることなんだよ」
ツアーはオーストラリアとニュージーランドの7公演が順延扱いとなっているが、バンドはその後6月からはヨーロッパ・ツアーとフェスティヴァル出演を予定している。なお、オーストラリアのアデレード公演は改装したアデレード・オヴァール・スタジアムの杮落し公演として予定されていて、ハイド・パーク公演のステージ・セットが使用されるのではとも伝えられていた。
ミックも訃報を受けて声明を発表していて、ローレンの死を理解しようともがいているが、受け取っている追悼や激励の数々に感動していると明らかにしている。
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