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    back numberの歌はなぜ時代を射抜いたのか?

    back numberの歌はなぜ時代を射抜いたのか?
    本日発売のCUT。
    セカンドメインのback number特集も必見!
    以下、記事の紹介文です。
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    昨年12月にリリースしたアルバム『シャンデリア』がオリコン2週連続1位を記録。back numberは今、最も旬の勢いを持つバンドとして多くの人がその名前を挙げるバンドである。もしかしたらシングル“クリスマスソング”が月9ドラマの主題歌としてヒットしたことによって、大ブレイクを果たしたバンドとして認識している人も多いかもしれない。しかし言うまでもなく、今は月9の主題歌になれば大ブレイクに直結するという時代ではない。むしろ“クリスマスソング”は、恋愛ポップソングの定石を引っくり返すようなアンチクリスマスソングで、そこに込められた厄介な形をした熱い想いが、恋愛観が大きく始めている若い世代の共感と支持を呼んだと言えるだろう。つまりback numberは、一筋縄ではいかない感性を持っていて、だからこそ普遍的な存在として新たな音楽シーンのド真ん中を行くバンドなのである。
    back numberの楽曲を生み出しているのは、清水依与吏(Vo・G)。彼がどんな人間であり、この約10年間、どのように理想を掲げながらバンドを引っ張ってきたのかを、このタイミングで僕は徹底的に解き明かしたいと思った。ということで、本誌は彼らにとっては異例の形での2本立てインタビューを敢行。まず第一部は、小島和也(B・Cho)と栗原寿(Dr)のふたりに事前にアンケートを取ったうえで「back numberとは?」「清水依与吏とは?」を語ってもらった(このふたりだけのインタビューというのが、まずback number史上初)。そして第二部は、和也と寿から聞いた数々のエピソードを入り口にして、依与吏に単独インタビューを行い、約10年の歩みの核心に迫った。最後まで読んでもらえば、きっと「back numberの歌がなぜ時代を射抜いたのか?」という問いの答えに辿り着けるはずだ。

    (古河)
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