傑作『さらざんまい』舞台化!幾原邦彦監督と俳優陣が『愛と欲望のステージ』を語る

傑作『さらざんまい』舞台化!幾原邦彦監督と俳優陣が『愛と欲望のステージ』を語る

今年4月に放送され話題となった幾原邦彦監督のTVアニメ『さらざんまい』がはやくも舞台化する。『さらに「さらざんまい」〜愛と欲望のステージ〜』と題して、11月28日(木)の東京を皮切りに12月には大阪でも上演。 11月19日発売のCUT12月号では、メインキャスト5人(矢逆一稀役・木津つばさ、久慈悠役・設楽銀河、陣内燕太役・野口準、新星玲央役・中村太郎、阿久津真武役・高本学)の座談会と、幾原邦彦監督のソロインタビューを掲載している。

人と人とのつながりがテーマの本作。舞台上でのキャスト同士のつながりについて訊くと、中学生トリオを演じる3人と、警察官の玲央と真武を演じる2人の関係性について次のように語ってくれた。

役的には(設楽と野口を合わせた)この3人で青春したいと思うんですけど、若いんですよこのふたり! 僕は20代だけど彼らは10代で、今まさに青春なんです。だからふたりの若いエキスを絞り取り、若い中2トリオでいられたらいいなと思います!(木津)

玲央から真武への愛がないといけないと思うので。玲央の表現的なチャラさとか、ふたりの関係性の悲壮感を大事にしつつ、もっと壁を壊し、学さんと仲良くなりたいですね(中村)


また、TVアニメ『さらざんまい』で監督をつとめた幾原邦彦氏は、今回の舞台化では“スーパーバイザー”という立場で作品づくりに携わっている。アニメ版の制作過程や本作に込めた想いを語る中で、舞台版には舞台版ならではの「驚き」を期待しているそうだ。

僕は舞台でも映画でもびっくりするものが好きなので(笑)。これまで正しいと思っていたものを揺さぶられるような、観た瞬間から世界がまったく違って見えるような衝撃を与えてほしい(幾原)


アニメの余韻から未だ抜け出せない方にも、舞台化に期待を膨らませている方にも、必読のテキストとなっている。さらに、キャスト5人による撮り下ろし写真は、無邪気または耽美な役柄らしさが感じられるフォトとなっているのでこちらも要注目だ。

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