佐藤健、大友啓史、和月伸宏が語る『るろうに剣心』の真実――CUT6月号は本日発売!

佐藤健、大友啓史、和月伸宏が語る『るろうに剣心』の真実――CUT6月号は本日発売!

先日の表紙画像解禁に大きな反響をいただいた、CUTの『るろうに剣心』特集号。いよいよ本日発売です!

4月に公開された『The Final』、そして6月4日公開の『The Beginning』という最終章2部作をもって、ついに完結を迎える映画『るろうに剣心』。CUTでは、主演の佐藤健さん、大友啓史監督、原作者の和月伸宏先生、そして7名のキャスト(武井咲さん、青木崇高さん、蒼井優さん、土屋太鳳さん、新田真剣佑さん、有村架純さん、江口洋介さん)に、計4万字を超えるボリュームで、『るろうに剣心』への想いを語り尽くしてもらっています。第1作から約10年、原作のスタートからは25年。今回の特集で語られたたくさんの言葉からは、『るろうに剣心』と過ごした時間の特別さと、みなさんがこの作品に人生をかけ、魂を注いでいたのだという事実が、ひしひしと伝わってきます。『最終章』を終えたあとも、『るろうに剣心』は永遠に私たちの心の中に残り続ける――そう確信できる、スペシャルでエモーショナルな特集になりました。ここでは、その中から一部の発言を抜粋してお届けします……が、これは本当に本当に一部なので、その全貌はぜひ、お手にとって確かめていただけたらと思います。

(『The Beginning』での巴との関係について)剣心はすごく純粋な人で、幸せというものを感じたことがない人ですから、初めて幸せを感じた時、無邪気に笑ったり、浮足立っちゃう感じが、どこか悲しくなればいいなと思って演じていました。(中略)今までのシリーズとは悲しみの種類がまったく違う、純粋すぎるものって見てて切ないという、あの感じを表現したかったんです(佐藤健)

やっぱり、東日本大震災をきっかけにいろんなことが変わったんだと思います。(中略)肉体的に死んだからって、人間は死んではいないんだという想いが、2011年から5、6年はすごく強かった。その想いは、『るろうに剣心』に限らず、僕が撮った映画のどこかに反映されている気がします。『るろうに剣心』でいうと、「生きていく価値のない命などない」というセリフだったり、何よりもやはり、「不殺の誓い」ですよね(大友啓史)

どんどん剣心の内側を掘り下げていく展開になっていくのは、やっぱり時代性だったのかなと。(中略)バブルが崩壊して、もう外の世界は個人のレベルじゃなんともできない、じゃあどうするという惑いや迷った末に、なんとかできるのは自分の内側だろうと。それで自分の内側をどんどん見つめていって、この世界の中でどう生きるのかということを考えて描いていったんだと思う(和月伸宏)


ちなみに今回の特集、剣心と巴の決定的なシーンをとらえた表紙カットはもちろんのこと、中面にも、独占先行カットを山盛り掲載しています! 『The Beginning』公開までの期間、写真からもテキストからも『るろ剣』への想いを高めてくれたら嬉しいです。(安田季那子)

CUT6月号は現在以下にて購入可能です。
CUT 編集部日記の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする