島﨑信長×小野賢章がCUTに登場。アニメ『NIGHT HEAD 2041』の“弟”対談が実現!


本日発売のCUT8月号にて、島﨑信長さんと小野賢章さんの『NIGHT HEAD 2041』“弟”対談を刊行しました!

1992年にSFものの深夜ドラマという一見マニアックなスタイルで発表されたにも関わらず、映画化、小説化、マンガ化にも波及する大ブームを巻き起こした『NIGHT HEAD』を、約30年を経た今、アニメ版という新しいかたちで蘇らせた『NIGHT HEAD 2041』。
超能力を生まれ持ったことで、世間から隔離され苦悩の日々を送ってきた霧原直人&直也兄弟と、「国家保安隊特務部隊」の黒木タクヤ&ユウヤ兄弟のうち、おふたりは各兄弟の“弟”である霧原直也(島﨑さん)と黒木ユウヤ(小野さん)を演じています。SFでありながらリアルな苦悩や葛藤が描かれている本作について、おふたりはこのように語ってくれました。

2023年に第三次世界大戦が起きて、でも、その頃の記憶はみんな曖昧。しかも、2041年には、芸術に触れたり創作すると危険思想として逮捕されるという設定は、マジで嫌だなと思いました(笑)。ただ、ユウヤはそこにあんまり疑問を持っていない役柄で。黒木兄弟は、そういう危険思想の人たちを逮捕する側、という指針がはっきりしていたので、演じやすかったです……けど! 僕自身は、この世界の中では、ほんっとに生活したくないなって思いますね。もともとエンターテインメントが好きでこの仕事をしているのに、できなくなっちゃうから(笑)(小野)


僕ら、即逮捕だよね(笑)。僕もこういう世界は絶対無理です。空想、妄想が友達で今までやってきて、それを活かしてこの仕事に就いているので。でも、何かしらが規制されるのは、意外と身近なことじゃないですか。だから、すごく考えさせられると思うんです。面白いのは、黒木兄弟はその世界で育ったから疑問を持っていないのに対して、霧原兄弟は、現代を生きる僕らと感性や常識が近くいということで。(中略)時が飛んで交錯して、常識自体が違う中で生きていくというのは、今までの『NIGHT HEAD』にはない要素ですよね。それは『NIGHT HEAD 2041』をやる意味のひとつだし、面白いと思いました(島﨑)


他にも、それぞれの役作りや他キャストとの交流など、さまざまなお話が展開しています。『NIGHT HEAD』の世界観を彷彿とさせるダークで繊細な撮り下ろしフォトもお見逃しなく!(山下茜)


CUT2021年8月号は現在以下にて購入可能です。

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