10月19日発売のCUT11月号に林遣都さんと小松菜奈さん登場しています。映画『恋する寄生虫』でそれぞれ潔癖症、視線恐怖症を抱える難しい役を演じたおふたり。これまでも様々な作品に出演されているおふたりですが、「虫」と「恋」が絡み合う、独特の世界観で展開されるダークかつ繊細な物語に触れた時、どのような印象を持たれたのでしょうか?
僕は恋愛ものへの出演はあまり多くないですし、ファンタジーの要素を含むお話も経験してきていなかったので、こういった作品で、自分のふだんのアプローチがかみ合わなかったらどうしようっていう不安が、最初はありました。でも菜奈ちゃんと柿本ケンサク監督という、ファンタジーにも抜群の説得力を持たせることができるこの人たちとなら挑戦したいなという想いを抱きました。物語については、虫が大きく関わっているけれども、登場人物たちは誰しもが持っている弱い部分や孤独を抱えていて、きっと共感する人がたくさんいると思ったので、そこにはやりがいを感じました(林)
私は遣都さんとは反対に、今まで恋愛ものが多くてファンタジーものの経験もあったんです。でもこういうちょっと毒みがあって、恋と寄生虫というものをテーマにしたすごくインパクトのある映画のお話をいいただいて、しかもそれを遣都さんと柿本監督と作れると聞いたときは、絶対参加させていただきたいと思いましたね。心躍るような、うずうずする感じがあって、その世界に私も飛び込みたいという気持ちでした。それぞれの抱えるものをどう乗り越えていくのかという部分や、ふたりが必然的に出会って、恋に落ちて、わからない感情を探して、むき出しにしていくお話は、すごくポジティブにも感じたんです。そういう部分を丁寧に、血の通った人間として演じられたらいいなと思いました(小松)
お互いをリスペクトし、良いものを作りたいと、作品への想いを熱く語る姿がとても素敵なおふたり。初共演とは思えない、仲の良い雰囲気が伝わってくるインタビューの全貌は、CUT11月号でチェックしてください!(畠山このみ)
CUT11月号は現在以下にて予約可能です。