CUT1月号に北村匠海が登場。『明け方の若者たち』で感じた、理想と現実のギャップを語る

CUT1月号に北村匠海が登場。『明け方の若者たち』で感じた、理想と現実のギャップを語る

12月18日発売のCUT1月号に、12月31日公開の映画『明け方の若者たち』で主演を務める北村匠海さんのインタビューを掲載しています。
原作は、人気ライター・カツセマサヒコの初小説。「僕」と「彼女」の5年間を描いた青春・恋愛ストーリーの本作で、北村さんは、主人公の「僕」を生々しくリアルに演じています。
劇中にも登場する下北沢や高円寺は、北村さんご自身もよく訪れている場所で、馴染みがあったそう。その他にも、「出てくる楽曲も、思い出が詰まりすぎていて。役者として演じながらも、結構、締め付けられる思いでした」と、作品とリンクする部分を語ってくれました。

僕、社会に対する疑問みたいものに対しては、結構多くの方と近い感情を持っていると思っていて……。途中、尚人の言うセリフにもありますけど、「決められたレールをいけばいい」っていう、どこか決められてしまっている社会の常識に抗いたいなって思うときもあって。だからこそ今、芸能界で生きてるっていうのもあるし。僕らがちょっと得してるのって、クリエイトしたものがテンプレートの中になくても、パンッて評価されれば、新しいものとして認知されたりするんですよね。もちろん、その中でも縛りはあるんですけど(笑)


「僕」は、印刷会社に入社して、そこでいわゆる社会っていうものに絶望しますよね。僕たちも、曲作りました、写真撮りました、映像作りました、演じましたって言っていても、なんでもやれそうで実はそうじゃない、みたいな現状に絶望したりするわけですよ。でも、その中で戦わなきゃいけないって日々思っていて。その中で、逃げ場みたいなものは絶対必要なんですよね。「僕」にとっては、それが「彼女」だったんだと思います


理想と現実のギャップに揉まれて生きてきた人には刺さること間違いなしの本作。北村さん自身ももがきながら日々を進んできたことが伝わるインタビューになっていると思います。
そんな北村さんの“今”を、エモーショナルに切り取った撮り下ろしフォトも必見! インタビューの全文と合わせて、ぜひ誌面をチェックしてみてください。CUT1月号は、12月18日発売です!(山下茜)

CUT2022年1月号は現在以下にてご予約可能です。

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