菅田将暉が「ただのエンタメにしたくない」と語るドラマ『ミステリと言う勿れ』。役と向き合う中で何を考え、感じたのか?

菅田将暉が「ただのエンタメにしたくない」と語るドラマ『ミステリと言う勿れ』。役と向き合う中で何を考え、感じたのか?

CUT1月号(12/18発売)では、来年1月10日放送開始のドラマ『ミステリと言う勿れ』で主人公・久能整(くのう・ととのう)を演じる菅田将暉さんのインタビューを掲載しています。人気コミックの実写化ということもあり、演じる上で意識したことや、菅田さん自身が整と向き合う中感じたことなど、本作への想いを存分に語っていただきました!

原作を読んで、衝撃でした。ミステリという大きな括りはあるんだけど、この作品で一番やりたいことは謎を解くことではなく、討論、話し合いなんだと思うんです。(中略)だいたい探偵とかは、これが正しい、これが真実だっていうのを見つけていくものですけど、整くんのやってることはそうじゃなくて、「あなたはこう思ったからこうしたんですよね」っていう――そういう寄り添い方は、斬新だなと思いましたし、すごく正しいなとも思ったし。久々に、どんな方が描いてるんだろうっていうことに興味が湧くマンガでしたね


自分の中では(キャラを)あんまり作らないようにしましたね。キャラを作っちゃうと、それはもうファッションになっちゃうと思ったんですよ。それじゃ整くんじゃないというか。(中略)あと、整くんってけっこう柔らかい印象があると思うんですけど、ひとつひとつのコマを見ると、意外と目が鋭かったりするんですよ。そういうところを無視して、僕柔らかい印象のまま演じたとすると――淡々とあの素敵なセリフを言って、事実だけを言って、パアッと雲が晴れるように事件が解決して、犯人が泣いたり、被害者が笑ったりっていうのを繰り返していくと、たぶん教祖みたいになっちゃうんですよね。でも、整くんをひとつの思想にしちゃ絶対にだめで。整くん自身も未熟であるってことを、ちゃんと地に足着けてやっていく必要があるなというのは、常に意識してました


本誌ではさらに深堀りしてお話を伺っています。モノクロで撮り下ろしたシックなお写真も見逃せないかっこよさです! CUT1月号で是非チェックしてください!(小泉麻衣)

CUT2022年1月号は現在以下にてご予約可能です。

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