人間 #山田裕貴 のすべてを投じた強靭な『 #爆弾』は私たちに何を語りかけるのか──CUT11月号に掲載!

人間 #山田裕貴 のすべてを投じた強靭な『 #爆弾』は私たちに何を語りかけるのか──CUT11月号に掲載! - Photo by 中野敬久Photo by 中野敬久

発売中のCUT11月号に山田裕貴さんの撮り下ろしフォト+インタビューを掲載しています!
いよいよ来週に公開が迫る、映画『爆弾』。原作は、無差別爆破事件が人間の本質を炙り出す極上のミステリー小説なのですが、この映画、めちゃくちゃ面白いです。バケモノ爆弾魔vsバケモノ刑事の推理バトル、暴き合い、言葉の応酬──などなどが役者のみなさんの150%の芝居で繰り広げられていて、中でも、最後の交渉人として送り込まれる警視庁捜査一課特殊犯捜査係・類家役、山田裕貴の覚醒たるや。インタビュー中、「類家の言葉すべてに共感しかなかった」と強いまなざしで言い放った山田さん。その“シンクロ”の真相をじっくり伺っています。類家を演じるうえでの葛藤と追求が滲み出るインタビューから、一部抜粋してお届け!

──冒頭から、清宮の背後で変なペン回しをしていたり、紙を折っていたりと、類家特有の「癖」に目も興味も奪われて。

そこは気にしていましたね。目をどう動かすか、ということにすら。ペン回しも、最初はこういう(実際にペンを持ち、くるっと回す)ペン回しだったんですけど、なんか普通だなと思ったんです。天才っぽくないというか。それで、ただずっとペンを動かしたり、腿を叩いたりして

──そこに類家の中で蠢く底知れぬ何かを感じて引き込まれました。今回の類家という役、ご自身のエッセンスは何%くらい入っていますか?

あそこまでの頭の良さを除くすべて、ですね。今回『東京リベンジャーズ』と同じプロデューサーさんなんですけど、オファーをいただいた際に「本当の山田くんってこういう人でしょ? それを世の中に見せたいから類家をやってほしいんだ」と言われて、どういうことだろう?と思って原作を読んだら「なるほどね」と(笑)。僕も猫かぶってるんですよ。きれいな言葉を使っていても実際は悲観もするし、卑屈な部分もあるし。そういう人間なので、類家の言葉すべてに共感しかなかった

もちろん撮り下ろしポートレートも掲載しています。今回は『爆弾』の取調室の重厚感を目指して撮影しました。映画でもCUTでも、ぜひ山田さんの(類家の)眼光に圧倒されてください。(田畑早貴)



CUT11月号は現在以下よりご購入可能です。

人間 #山田裕貴 のすべてを投じた強靭な『 #爆弾』は私たちに何を語りかけるのか──CUT11月号に掲載!
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