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    満島ひかりの天真爛漫な素顔に迫る。演じる上で大切なのは「イマジネーションの寄り道をたくさんすること」

    満島ひかりの天真爛漫な素顔に迫る。演じる上で大切なのは「イマジネーションの寄り道をたくさんすること」

    発売中のCUT1月号に、満島ひかりさんが登場しています! 満島さんは、来年1月7日公開の映画『サンダーバード55/GOGO』で、エピソードの中心人物、レディ・ペネロープの吹き替えを担当。本作は1965年にイギリスで制作された歴史的な特撮テレビドラマ『サンダーバード』の完全新作で、ペネロープは、国際救助隊を支えるロンドン支部エージェントとして活躍する、エネルギッシュでチャーミングな人物です。

    いわゆる洋画の吹き替えは初めてだったという満島さん。50年前に日本で放送されたときは、黒柳徹子さんがペネロープの声を担当されていたことから「黒柳さんの口調を模写しなきゃ」と思っていたそうですが、吹き替え演出の伊達康将さんから、「(ペネロープのスピリットは)ハートの中にあるんだから、自分のままでいいよ」という言葉をもらったことで、完璧さを追求せずに、大らかに演じることができたと話してくれました。

    ものを作るときには重さより軽さのほうを大切に意識しているんです。(中略)何もかも頭で理解し始めるとつまらなくなってしまうというか。大勢でコミュニケーションをとるときにどうしても、「わかる」ことに傾きすぎちゃうというか、余白の見えない現場も増えている気がして。でも、その場の瞬間の「あ、素敵かも?」「今、楽しい!」というエネルギーが満ちていることって、想像以上に魅力的だと感じるんです


    私は念入りに台本を読み込むタイプじゃなくて、初見の読後感でしばらく空想しています。自分の動物的な感性で拾った物語をしばらくゆらゆらと楽しむんです。いざ演じる日が近づいてきたときに改めて読み返すと、記憶と全然違うじゃない!?ということもあります(笑)。でも、そのイマジネーションの寄り道をたくさんすることが、私には面白さにつながる気がしています


    インタビューでは本作への想いから、満島さんの“楽しさを作るルーツ”についてなど幅広い話題が繰り広げられています。朗らかで温かい空気感が醸し出された撮り下ろしフォトも見逃せない美しさです! CUT1月号でぜひご覧ください!(小泉麻衣)


    CUT2022年1月号は現在以下にて購入可能です。

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