発売中のCUT7月号で、『〈物語〉シリーズ』特集を掲載しています!
「新房昭之×シャフト」作品の代表作とも言える、西尾維新原作の『〈物語〉シリーズ』。その最新作、『オフ&モンスターシーズン』の配信が7月6日から開始というニュースを聞いて、いてもたってもいられず組んだ特集です。
特集には、ブログでもすでにご紹介した阿良々木月火役の井口裕香さんの他、新房昭之総監督も登場!
従来のシリーズの魅力を引き継ぎつつ、令和の今新しく再始動する気持ちをたっぷり語っていただきました。以下、インタビューを一部抜粋してご紹介します。
(『〈物語〉シリーズ』を)始めた頃はキャリアの中でも、少し異質なところにある作品だったんです。でも、続けば続くほど普通の存在になってきた気がします。『〈物語〉シリーズ』ってこういうものだよね、というイメージが、よくも悪くも自分の中にできてしまった、と言いますか。観てくださる方にとっても、きっとそうですよね。『〈物語〉シリーズ』だから、これくらいのことをやっても別に不思議じゃないよね、くらいの感覚が、続けて観てくださっている方の中にはあると思うんです。他のアニメと比べて浮いていたものが、いつの間にか浮かないものになったなと
シリーズを続けるというのは面白いもので、続編をやるとどうやっても前作とは映像のテンポがちょっと変わるんです。作っているときの状況だとか、スタッフが少し変わったとかだけでも微妙に違いが出てきて。目指すものは前のシリーズにあるはずで、それをやろうともしているはずなのに、どうしても同じものにはならない。(中略)でも、そうやって変わることが、シリーズが続くことの面白さですよね。良し悪しの問題ではないんです
長く続く『〈物語〉シリーズ』だからこそ見えてきた、そんな視点も興味深いインタビューです。
配信を待ちわびているファンのみなさんにはもちろん、「まだ『〈物語〉シリーズ』に触れたことがない」という方にも入口として楽しんでもらえる特集になったと思います。CUT7月号をチェックして、『オフ&モンスターシーズン』視聴に備えましょう!(山下茜)
CUT7月号は現在以下よりご購入可能です。