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    ラブリー・ボーン

    ラブリー・ボーン
    先週、このブログで取り上げた『Dr.パルナサスの鏡』同様に、現在発売中のCUTで大きく取り上げている『ラブリー・ボーン』。先週末公開になったこの映画、見所満載なんだけど、個人的にはピーター・ジャクソン監督が14歳の少女のアンビバレントな心情を絶妙に捉えていることがなにより感慨深い(無残に殺された少女の心情ではあるが)。

    なにしろピーター・ジャクソンと言えば、自分にとっては『ロード・オブ・ザ・リング』の人っていうより、これだったり
    ラブリー・ボーン - バッド・テイストバッド・テイスト
    これだったり
    ラブリー・ボーン - ミート・ザ・フィーブルズ/怒りのヒポポタマスミート・ザ・フィーブルズ/怒りのヒポポタマス
    これだったり
    ラブリー・ボーン - ブレインデッドブレインデッド
    の人だから。
    そんなお下劣な映画を撮っていた男が、今となってはハリウッドの頂点に立つ“巨匠”として敬われている違和感は、自分の中でいつまで経っても消えない。今回、誌面に載っている彼のインタビューは、ハリウッド特派員の小西未来によるものだが、いつか彼に直接そこらへんの過去作について聞いてみたい。(内田亮)

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