デザインだけでなく、雑誌そのものの“エッセンス”を、編集部の誰よりも長年支えてくれているCUTのアートディレクターの中島英樹の最新作『Re-Street View/Line』が現在、恵比寿のG/P galleryで展示中。
キャンバスにシルクスクリーンというプリンティングの技術を施して創られたこの作品は、まさにエディトリアル・デザイナーならではの発想がうかがえるニュータイプの表現。去年、中国のアート・ギャラリーを3フロアも占拠した作品『Street View/Line』を新しいバージョンとして作りなおした新作です。
http://www.gptokyo.jp/展示は3月14日まで。恵比寿に行くことがあるようでしたら、是非、立ち寄ってください。
そのオープニング・レセプションが先週の水曜日に開催されたんだけど、これがまた楽しかった。なんかギャラリーのオープニングが楽しいというのも変な話かもしれないけど、CUTでいつもご一緒させていただいているフォトグラファーも多数出席されていて、仕事ととはまったく違う空間で彼らと接するのは、また違う刺激がある。言うまでもなく、主役の中島さんは常に人の輪の中心にいて忙しそうだったけど(自分も一瞬しか挨拶できなかった)、全体的にフレンドリーなオーラが漂う空間は彼が醸し出してくれていたんだと思う。(内田亮)