『トロン・レガシー』に生殺しされている中

『トロン・レガシー』に生殺しされている中

先週の話だけど、『トロン:レガシー』の20分ちょっとのフッテージ上映を観た。
もちろん3Dで。しかもIMAX。
言うまでもなく、ぶっ飛んだ。
ただ以前にも7分のフッテージを観ていて、そのときは本気で興奮したんだけど、今回は逆に腑に落ちない感覚も大いに残っている。興奮度は今回のほうが断然高いのに。
というのも、20分となると、映画の物語と世界観にどっぷり浸かるには充分な時間。でも、その盛り上がりはブチっと切られてしまうわけだ。そして、あと1ヵ月半経たないと、その興奮のピークを味わえないという(いや、下手したらぜんぜん興奮できないものになっている可能性はなくはないという……ないと思うが)。これは辛い。

でも、この映画、去年の『アバター』に匹敵するほど、視聴的には間違いなく新感覚を提供してくれるはず。監督のジョセフ・コシンスキーはニューカマーだけど、ウェブで彼がこれまで手掛けた短編など観る限り、少なくともビジュアル面に関しては相当期待できそう。
ダフト・パンクが手掛けるサントラも、既に各方面で話題を呼んでいるが、フッテージを観る限り、これはパーフェクトな“キャスティング”と言えるだろう(実際にダフト・パンクのふたりも登場しているし)。
あとはストーリーテリングにどれだけウェイトが置かれているか、そしてこの規模の作品の主演は初めてのギャレット・へドランドが、どれだけのパフォーマンスをしているのか?
1ヵ月半待たないとわからないのは辛すぎる……。

アメリカサイドのオフィシャルHP(http://disney.go.com/tron/)が極めてかっこいいサイトに仕上がっているので、それまではとりあえずこれで我慢しておこう。(内田亮)
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