花沢健吾×浅野いにお

花沢健吾×浅野いにお

ちょいちょい告知させてもらっているようにCUT12月号は対談特集。
いろんなジャンルのトップクリエーターに集まってもらって、対談ならではのレアな話が聞きたいぜっていうモチベーションから始まった特集だけに編集会議はかなり楽しかった。

で、個人的にぜひ一度、ふたり同時に話を訊いてみたいと思っていたのがこのふたり。

花沢健吾×浅野いにお。

ともに「ビッグコミックスピリッツ」で連載を抱える人気作家であり、奇しくも今年それぞれの代表作が映画化されたふたり(『ボーイズ・オン・ザ・ラン』と『ソラニン』)。
タッチ、作風においての違いはあれど、あと青春への向き合い方に違いはあれど、いろんなものをこじらせている感じがなんとなく似てるような気がしていた。
実際、面と向かって話をしてもらうと、「なるほどなー」という共通点から愛憎めいた本心まで、とにかく盛り上がった。
なので、ここぞとばかりにたくさんの話を聞かせてもらった。
ふたりともお互いのことを「近くて遠い関係」だと言っていたのが印象的。

テキストはとっても面白いと思う。
特に、お互いの作品を分析するくだりは、さすがに鋭いマンガ論になっている。

写真は、「読者プレゼントに……」とお願いしたサイン色紙を無言で描いてくださっている気鋭のマンガ家たち。
どうでもいいけど、外の景色がまるっきり浅野いにおマンガしてるなと今思いました。(小柳)
CUT 編集部日記の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする