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    CUT発売!『凶悪』公開!

    CUT発売!『凶悪』公開!

    19日(木)、CUT発売になりました!

    そして、21日(土)、そのCUTの「MOVIE OF THE MONTH」として
    8ページで大プッシュしている映画『凶悪』が公開です!

    この映画、どうすごいか箇条書きにします。

    ・実話が元になっている。

    ・どういう実話かというと、人をさんざん殺して逮捕され、
    死刑判決が出て控訴中のヤクザが、雑誌記者にコンタクトをとり、「自分にはまだ表に出ていない殺人の余罪があと3件ある。それ共に行った、自分の相棒であり事件の首謀者である男は、なんら罪に問われることなく普通に暮らしている。あいつを告発してほしい」と訴える。
    記者は何度も面会に足を運び、彼から聞き出した話のウラを取るべく丹念に取材を進め、それが真実であると確信し、記事にし、その首謀者は逮捕された。
    というものです。

    ・主演の雑誌記者が山田孝之、告発する死刑囚がピエール瀧、告発される事件の首謀者がリリー・フランキー。

    という段階で、既におもしろそうでしょう。というか、瀧さんとリリーさんが共演、しかも死刑囚とそれに告発される共犯者、っていう段階で、まあ、とりあえず、観るでしょう。

    なお、前述の雑誌とは「新潮45」であり、その記事はのちに「凶悪」という単行本になり、現在は新潮文庫に入っています。それがこの映画の原作、というわけですが、その本、めちゃめちゃおもしろいです。

    というのもあって、期待していたのですが、この映画、その我々の期待の相当上を行く作品でした。絶句。「うわあ」とか「あひゃあ」とか、そんな声しか出てこない、観ている間。

    というわけで、山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、そして劇場長編作品はこれが2本目となる白石和彌監督の4人にそれぞれインタビュー、プラス、クロス・レビューの、入魂の8ページを作りました。
    ぜひお読みください。CUT10月号、詳しくはこちら。http://ro69.jp/product/magazine/detail/88861
    そして映画『凶悪』、詳しくはこちら。http://www.kyouaku.com/

    余談ですが、私、「電気の瀧さん」には、昔何度かインタビューさせてもらったことがあるのですが、「俳優ピエール瀧」にインタビューしたのは、初めてでした。
    取材の仕切りはキューンではなく日活。なんか、やたら新鮮でした。
    あと、最初に対面した瞬間に、不覚にも「うわ、梅頭さん!」と思ってしまいました。「あまちゃん」熱心に観すぎ。

    (兵庫)
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