待ちに待ったベルセバ@Hostess Club Weekender。新作の楽曲群は初披露となるが、ツアーとしてはちょうど脂の乗ってきたタイミング。過去のナンバーにノスタルジアを感じながらも祝祭感たっぷりに響かせるベルセバの姿は、『The Life Pursuit』以降の標準であるともいえる。
でも、やはり今日のように、"Piazza, New York Catcher"でジャングリーなギターにダークなメロディを少し織り交ぜたところや、"Me and the Major"のパンキッシュな展開や、"Get Me Away From Here, I'm Dying"でどんなにアレンジがポジティヴに進化しても根底にあるアウトサイダーなヒリヒリとした感覚は変わらないということに、安堵と当時の刹那さに包まれなんとも言えない気持ちにさせられた。
事前のリクエストが最も多かったのが"Another Sunny Day"で、もちろん名曲なのだが、"The Fox In The Snow"とか"Stars Of Track And Field"あたりも聴きたかったよ……欲を言えばだけど!
そして"Nobody's Empire"、名曲ですな。