新木場でマットぉぉぉ。と叫ぶ。Hostess Club Weekender。

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マットぉぉぉぉぉーーーーーー!!!

ザ・男泣き。(←私は男ではありませんが)でした。

The National、素晴らしかったです。マット、デズナー兄弟、みんな最高。

USインディの純潔、インディ・ロックの正義、まさにその理想がThe
Nationalだ。例えばアーケイド・ファイアに代表される00年代後半以降のUSインディ(というとすでにもう語弊のある時代なのだが)勢と、古き良きエモ勢をつなぐ唯一の存在(いや、もうひとついた、Death
Cab For Cutie)。

だがさらにThe Nationalがユニークなのは、普通、どこかで聴き手をいい意味でも悪い意味でも聴き手を裏切ることが音楽的な進化であるとされるなかで、愚直なまでに変わらないということだ。それでいて、いや、だからこそ、アルバムを追うごとに、「こんな最高なことを歌うバンドがいるんだ!」とリスナー層がどんどん広がっていった。その信頼感たるや相当なものだし、それが彼らをグラミーノミネートにまで導いたというのは、希望以外の何ものでもない。

もちろんThe Nationalもサウンド的に少しずつ刷新していっているし新たなアイデアも導入されている。でも、根底にある、悲しみを忘れるまで飲み明かす(で、それでもやっぱり忘れられない)あの感じというのは変わっていなくて、それを40歳過ぎても変わらずに歌ってるというのは、やっぱり、最高なのである。

そういう意味でも、昨日のモグワイとザ・ナショナル、二つ一緒でさらに最高なフェスだった。

にしても『アリゲイター』、やっぱり大好きだな。あと、しょうもない歌詞に引っ張られがちだけど、マットって結構男前だと思う……んだけどな?!
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