まる1日出かけていて、会社へ戻ってきたら、デスクにこんなものが置かれていた。
どうよ。
メッセージとして、オブラートなさすぎない?
そして、辛辣すぎない?
置いたのは、SIGHT編集部の大室。
まがりなりにも上司の机に、しかもいない時に、黙って置くか?
こういうタイトルの本を。
そんなつもりはなかったという。
ただ、書評希望で送られてきて、書評のページを持っているのが私なので、置いたという。
だとしてもこれ、
おまえ自信が足んねえからダメなんだよ。
これでも読んで勉強しやがれ。
というメッセージだと受け取られても、しかたないと思う。
ということまで考えずに機械的に本を置いてしまったので
あったとしても、それはそれで、というか、だからこそ、NGだと思う。
内容がどうとかいう話ではない。タイトルが、だ。
たとえば、「あの人ってひどい性格だよねえ」って陰でささやかれている奴の
デスクに、太宰治の「人間失格」の文庫本を置いたら、それはもうメッセージだ。
太りすぎを気にしている人のデスクに、INUの「メシ食うな」を置く
人の真似ばかりしている奴のデスクに、Syrup16gの「COPY」を置く
飛び降り自殺しようとしている人のデスクに、スピッツの「空の飛び方」を置く
香菜という名前の人のデスクに、筋肉少女帯の「香菜、頭をよくしてあげよう」を置く
ようなものです。
ちなみに、最後のは、1994年の9thアルバム、「レティクル座妄想」収録曲。
4月にそのアルバムが出て、翌5月にシングルとして出ました。
なお、のちに大槻ケンヂは、同名のエッセイ集も出しています。
今は角川文庫で手に入ります。
なので、CDでも、文庫でも、デスクに置けます。