イエモントリビュート  その4

イエモントリビュート  その4

『THIS IS FOR YOU〜THE YELLOW MONKEY
TRIBUTE ALBUM』、勝手に全曲解説、その4です。
今回でDISC-1、おしまいです。


10.4000粒の恋の唄/あがた森魚

あがた森魚といえば、吉井が師とあおぐほど大好きな
アーティストである、ということは、ファンは
みんなご存知だと思いますが、やっばい、このバージョン。
この曲、そもそも吉井が最もあがた森魚に傾倒していた時期に
作った中の1曲であって、つまり「あがた森魚に影響を受けて
吉井和哉が書いた歌をあがた森魚が歌う」ということに
なっているわけですが、これはもう、はっきり言って、
負けています、吉井和哉があがた森魚に。
この曲、あがたさんにとられちゃってる感じ。
あと、なんでかわからないけど、聴き心地が、すっごい危険。
聴いてはいけないものを聴いてしまっているような、そんな
ゾクゾク感があります。


11.PUFF PUFF(instrumental)/MORGAN FISHER

これもファンはご存知だと思うが、一応説明。
モーガン・フィッシャーはキーボーディスト。吉井をはじめ、
イエモンのメンバーが大好きな、1970年代のUKの
ロック・バンド、モット・ザ・フープルのメンバーだった人。
クイーンのツアーとかにも参加している。
で、1980年代半ばから日本に住んでいて、
そういうのもあってイエモンと親交ができ、
レコーディングに参加したりしていたと記憶しています。
このインストは、なんというか、ヨーロッパの移動遊園地みたいな
ことになっています。聴いていただければ、
「ああ、ほんとだ」と思ってもらえると思う。
にぎやかさの中に、哀愁が漂う音です。


以上、DISC-1終了。
あとまだ丸々1枚あります。
なのでまだまだ続く。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする