ドラミング 続き

ドラミング 続き

「ドラミング」ってなんじゃい!

ということを、昨日のブログで書きました。
ご存知ない方は、2つ前の回をご参照ください。

で。そしたら今朝、友人の
「仕事のないはずが最近ちょっと忙しいらしいライター」
島田諭から、以下のようなメールが来ました。
わかりやすいのでそのままコピペします。

>ドラミング。
>たしかにむかしはありませんでしたね、「日本のメディア上」には。
>だけど、これは正式な言葉であって、アメリカ人やイギリス人にも
>普通に通じる言葉です。
>だから日本で普通に使う人がいるのは、とりわけおかしなことじゃなく、
>当然アカ入れをするようなことでもなく、となると、兵庫さんがなんだか、
>頑固爺に思えてきてしまうのです。


だそうです。そうなのね。
知らなかった。失礼しました。

で。続きがあります。


>でもね、間違った言葉が普通に
>使われているよりはいいんじゃないかと。
>たとえば、チョーキング。
>この語源は知りません、自分は。
>アメリカ人やイギリス人にはまったく通じない言葉です。
>あちらの方はベンディングといいますね。
>どうしてチョーキングなんでしょ?

ほお。これも知らなかった。
チョーキングってあれね、ギターで、弦を左手の指(右利きの場合)で
ぐいーってやって、「キュイーン」みたいな音を出す奏法ですね。

そして、さらに続きが。

>あと、ライトハンド。
>ライトハンド奏法、つまり、右手奏法ってなんやねん!
>それに、左利きの人があのプレイをしても
>レフトハンド、レフトハンド奏法とはいわない。
>ヘンですね、日本人って。
>ちなみにあちらでは、シンプルに「タッピング」っていいますね。

確かに。
ちなみに、ライトハンド奏法というのは……
大変に説明が難しいので、ご存知ない方は、
各自調査してください。

どういう音なの? という方は、以下のどれかを
聴いてみてください。
ライトハンドが入ってます。

・ユニコーン「大迷惑」のギターソロの後半。

・ユニコーン「WAO」のサビの「♪かーがーやーくーなーみはー」のところ。
ライブで、ステージ上部の電光掲示板に「GO!テッシー!GO!」っていう
字が出るところです。

・ヴァン・ヘイレンのアルバム、どれでも。
このバンドのギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンが、
この奏法を全世界に広めた人です。
ただし、彼が発明した奏法、というわけではないらしい。
スパニッシュ・ギターとかでは昔からある奏法なんだけど、
それをロックに持ち込んでメジャーにしたのが彼だ、と、
昔、きいたことがあります。

・ウルフルズ「かわいいひと」の、確か間奏明けの2番のAメロ。
当時、トータスにインタビューしたんだけど、それについて
何も触れなかったら「なんでおまえはライトハンド入れたのに、
そこをきかへんねん!」と怒られました。
で、
「あれな、ライトハンド、ケーヤン、できひんかってん。
俺はできんねん。そういうとこも通ってきてんねん」
と、自慢された記憶があります。
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