tobaccojuice

tobaccojuice

リリースはちょっと先ですが、あまりにもよくて、
最近こればっかり聴いています。

どこまでも行けるさ/tobaccojuice
JHCE-1001 ASOBI/3rd Stone From The Sun Corp.
2500円(税込) 3月24日リリース


ライブの現場で「もっと楽しく」「もっとおもしろく」
「もっと気持ちよく」「もっと幸せに」ということを追い求めていった結果、
どんどん、ソリッドに、アップテンポに、明るく、ダンサブルになっていった
tobaccojuiceというバンドの現在地を示す全9曲。

ダブに根ざした、危険な快楽に満ちた音を出していた、
かつてのtobaccojuiceも僕は大好きだったが、
深いことや大事なことを、いかに簡単に、シンプルに
伝えるかに挑んでいるような、この今のモードのtobaccojuiceも、
とてもとても好きだ。

自由でありたい。楽しく暮らしたい。いい気分でいたい。
ということ自体は、本来、すばらしいことなはずなのに、
時と場合によっては、悪いことだったり、難しいことだったり、許されなかったり、
闘わなければ手に入らなかったり、闘っても手に入らないことだったりもする。
でも、そこへ向かう。
そういう、明るい、でも決死のアナーキーさが、この音にはあると思う。

前にそういうバンドいたっけ。と考えたけど、
BO GUMBOSとフィッシュマンズしか思いつきませんでした。

7年か8年くらい前に初めて知った時から、このバンドの
ボーカルの松本敏将という奴は、まぎれもなく天才だと
僕は思っていて、その確信がゆらいだことは一度たりとも
ないが、正直、「ああ、こいつむくわれない天才なのかも……」
と思ったことは、何度かある。
でも、このアルバムを聴くと、やっぱりそんなことはない、
これはちゃんと届くんじゃないか、と思う。

ぜひ聴いてほしいです。
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