本日のtwitter 話(長いです)

本日のtwitter 話(長いです)

twitter上でライブ・イベントをやろうとしている人がいる。

「人がいる」っていうか、知り合いです。
ライブ・ツアー制作&プロモート会社、ビンテージロックの
若林社長と、残響record社長の河野さんの2人。
河野さんは、社長であると同時にte'のギタリストでもある、
プレイングマネージャー。
若林さんは、数年前、UKプロジェクト社長遠藤さんの
ブログに端を発して行うことになった、SHIBUYA-AXでの
イベントを、遠藤さんのブログと自分のブログだけでの
告知でソールドアウトさせた前科、前科じゃないか、業績がある人。

あの時もびっくりしたけど、今回はtwitter。
しかも、ゼロから。
つまり、この2人がtwitter上でやりとりしていくうちに、
一緒にイベントを開催することになり、日付が決まり、
ハコが決まり、イベントのタイトルが決まり、
「出演者どうしよう」とか言っていたら、それを見て
いくつものバンドが「僕ら出たいです!」と名乗りを挙げ、
続いてぴあの人が「うちでチケットやらせてください」と声を発し、
挙句、チケットの先行販売も、twitter上で行うという。

という一部始終を、twitter上で公開しているわけです。
いや、さすがに「○○にオファーしたけどNGだった」とか、
そういうのを一般にさらすのはルール違反なので、そこまではしていないけど、
でも、それ以外はだいたいのことを公開しながら行っている。

今のところ、twitter上で、確定事項として明らかになっているのは、
5月5日(水・祝)に新木場スタジオコーストで行うことと、
「心響(HIBIKI)sound museum vol.1」というタイトルであること。
出演者とかはまだ。
ついさっき、若林さんのtwitterで、
「河野さん! twitter先行に関するプランが上がってきましたので、
メールしました。チェックしくよろ」
というつぶやきがあがったので、それがクリアになったら、
もろもろ発表になるのではと思います。

誰が出るか知らないし、コースト埋まるのかどうかも
まだわからないけど、こういうの、3つの意味でわくわくする。

ひとつめは、人が仕事とか私生活とかの日常をさらすことが、
そのままエンタテインメントになる、
いや、必ずしもそうとは限らないけど(つまんないつぶやきの奴も
いっぱいいるし)、やりようによってはなる、
というtwitterの特色を活かしている、ということ。

ふたつめは、「ライブ・イベントを企画して実行する時はこういう段取りで」
という、これまでの常識の範囲内にない方法をとっているということ。
しかも、その「常識の範囲内」で長年仕事をしてきたプロが。

で、三つめは、あのー、twitterって超面白いし、はっきり言って私、
夢中なんですが、これをどう仕事に結びつけたらいいのか、まだわからないのです。
RO69の告知をするとか、宣伝とか、そういうのはあるけど、
それ以上のことが、まだ見えない。
「別に仕事に結びつけなくたっていいじゃん」
って言われると、その通りなんだけど、
音楽にしろ活字にしろ、なんにしろ面白いと思うと、
それを客として面白がってるだけじゃなくて、
なんか仕事と関わらせたいと思ってしまうタチなのです、私は。

なので、日々どうしたもんかなあとかうすぼんやりと思い続けている。
思い続けているだけだけど。
なので、今回のこの若林×河野タッグの動きには、
「ああ、こういうふうな『仕事にしかた』があるのか」という意味で、
刺激を受けているのでした。

そして、上記のtwitter上で読める決定事項が、
ビンテージロックと残響の公式サイトには、
「一切あがっていない」というのも面白い。


若林さんは、 vintagerock_std
河野さんは、 zankyo_record

で、つぶやきが読めます。
みなさんもよければご参加を。
そう、このいわば「参加感」も、
twitterの特性をうまく使っているなあと思う。
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