ステージスタッフの話

ステージスタッフの話

前回の続きっちゃあ続き。
TEPPEIはなぜ、黒ずくめなのか。

ってこれ、TEPPEIだけではありません。
橋本塁もです。
というか、カメラマンだけではない。
映像収録のカメラマンとか、そのコードをさばいている人とか、
舞台監督とかの、ステージまわりで働くスタッフは、
基本的に黒系統の服を、身につけるものなのです。

なんで。言うまでもないが、目立たないようにするためです。
ショッキングピンクのTシャツのカメラマンが、柵前でウロウロしてたら、
気になってしょうがないでしょ? ということですね。

しかし。そこでひとつ、かねがねから、疑問に思っている点がある。
ローディはいいの? ということだ。

サンボやサニーデイやmonobrightなどを担当しているミネさんのように、
黒子っぽく、地味な色のTシャツ(たいていそのバンドのやつ)を
着ている人もいるが、逆もいる。
というかですね。知り合って10数年経ちますが、
はっきり言いましょう。

Q太郎、目立ちすぎ。

ステージで見たことのある人、多いと思う。
フラワーカンパニーズ、ポリシックス、ギターウルフ、
the telephones、BIGMAMA、GO! GO! 7188などなど多数のバンドを担当する、
売れっ子でベテランのローディですが、
そして売れっ子ということは、腕は確かだということですが、
とにかく、ステージで目立つのです。
服がというより、頭がど派手なのだ。
長髪モヒカンというか、行き過ぎた弁髪というか、
そんなふうな、形容に苦しむようなヘアスタイルなのです。
しかも、時期によって、真っ赤だったり、金髪だったりする。


よって。ポリシックスとかみたいに、衣裳がビッとしている
バンドの時はまだいいが、フラカンとかになると、

「明らかにメンバー4人よりもミュージシャンっぽい」

ということに、なってしまうのです。
それはちょっと、どうなのか。
竹安のギターを替えてあげている時とか、

これ、見た目だけだと、完全に逆だよなあ。
巣鴨の商店街で、写真見せて、「どっちがバンドマンでしょう?」
ってやったら、100人中100人がQ太郎を指すよなあ。

と、いつも思います。

そういえばQ太郎、最近、自分のステッカーや
Tシャツまで作っていた。
一体どうしようというのか。
何になろうというのか。

写真は、こないだのフラカン@リキッドルームの楽屋で、
オフィシャルカメラマン・シバエリをいびるQ太郎。
そして背景としての圭介。


あ。そういえば、スカパラって、ローディー全員、
「モッズスーツに帽子」

というのがユニフォームになってますよね。
あれ、いいなあ。と、ライブを観るたびに思います。
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