ちょっと前から、渋谷駅上の東急東横店に、このように、
映画「BECK」の広告ボードが出ています。
9月4日公開だそうです。
原作のマンガは大好きですが、この映画、私は決して観に行きません。
というか、既に、この映画のことが、目や耳に入らないように気をつけながら
日々暮らしているのに、こうして広告ボードなど出されて、大変に不愉快です。
というのもですね。
このブログで何度か書いたように(これとか →http://ro69.jp/blog/hyogo/35523)、
マンガ「BECK」には、TEPPEIこと岸田哲平をモデルにした
ライブカメラマン、岸田桔平くんというキャラクターが出てくるのですね。
ということはですよ。
映画にも出てくるわけでしょ。
つまりですね。
誰だか知らないが、本職の俳優が、TEPPEIを演じる。
ということに、なっているわけです。
何それ。
俳優に演じられる、実在の人物。
龍馬か? TEPPEIは。
あ、いや、龍馬は言いすぎですが、たとえば、
映画「東京タワー」でオダギリジョーに演じられたリリー・フランキー
とか、
昔のNHKドラマ「新橋烏森口青春編」で、緒方直人に演じられた椎名誠
とかと、くくりとしては、同じってことになるわけでしょ?
「今日のみなさんは、なんのくくりですか?」とホトちゃんに問われたら、
リリーさんや椎名さんと並んで、声をそろえて、
「ドラマで役者に演じられた芸人です!」って言うわけでしょ?
TEPPEIが。
あっていいのか? そんなことが。
あってはいけないと思う。
核戦争や人種差別が、あってはいけないように。
ちょっと言いすぎた。そこまでではない。
そこまでではないが、たとえていうなら、
殺人ほどいけなくはないが、傷害程度には、
強盗ほどいけなくはないが、窃盗程度には、
いけないことだと思います。
怒りのあまり、何を書いてるんだかわからなくなってきたので、
終わります。
なお、
あのカメラマンの存在、映画版では抹消されている。
もし、そういうことであれば、喜んで観ます。