ダイコクドラッグの歌

ダイコクドラッグの歌

写真は、会社の近所のダイコクドラッグ。
京都発のドラッグストアチェーンで、
大阪とかにもありますね。

で。ここ、毎月10日はサービスデーをやっていて、
それを宣伝する歌が、1日中エンドレスで、店内に流れている。
よくありますよね、そういうの。ドラッグストアや
ディスカウントストアや、家電チェーンなんかで。
ダイコクドラッグの場合、「クラリネットをこわしちゃった」の
替え歌で、「♪毎月10日は10日市です〜」っていうのが、
かかっています。

今日は10日だったので、その日だった。
で、聴くたびに、もういつもいつも気になっていたんですが。

その歌が、絶妙にヘタなのです。

社員かなんかに歌わせてるんだと思う。
で、それ、こういうチェーンの場合、めずらしくない。
ドンキホーテの「♪ドンドンドン ドンキ ドンキホーテ」
っていうあの歌は、社員の女性、しかもかなり偉い人が、
作って歌っている、というのを、前にテレビで観たことがあります。

ただ、社員が歌うにしても、いろんな社員がいるでしょ?
という話です。
このダイコクドラッグ「10日市の歌」(仮称)の
メイン・ボーカルの女の子の歌いっぷり、明らかに、

「カラオケ、嫌いです!」
「歌うの、苦手です!」

という感じなのだ。

ピッチの不安定さ。
リズム感という概念のなさ。
「声を張る」とか「抑揚をつける」ということなど、
そもそも考えも及ばないような、
「棒読み」ならぬ「棒歌い」な、メロディの追い方。

もっとうまく歌える社員がいなかったのか。
言うまでもない。いたはずだ。
それこそ、カラオケ好きな子何人かに歌わせてみて、
「きみが一番うまいね。じゃあきみ、お願い」
ってやれば、すむんだから。

つまり。あえて、この子に白羽の矢を立てて、
歌わせたのだと思う。
なんで。その方が、耳にひっかかるからだ。

確かに、うますぎて、プロにしかきこえない
ドンキホーテの歌、店内でエンドレスで
聴いていても、あんまり気にならない。
しかし、ダイコクドラッグの方は、
もう気になって気になって、思わず店を
走り出て、外観の写真を撮って、そして会社に
戻ってこうしてブログネタにして書き始めたく
なるくらい、強烈に耳にひっかかるのでした。

ってことは、思うツボってことか、俺。

なお、さっき「絶妙にヘタ」って書きましたが、
何が「絶妙」なのかというと、
「そんなふうにヘタなんだけど、音程ははずれていない」
というところです。
つまり、すんごい気になるけど、「不愉快」ではない。
「気になる」以上「不愉快」未満のギリギリの線で
踏みとどまっている、ということです。
ね。「絶妙」でしょ。
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